社会保険庁の「偽装」の続報
●読売新聞の社説に、社会保険庁の不祥事は民間出身の長官のせいではないという記事が出た。
リンク: 5月31日付・読売社説(2) : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) [社保庁不祥事]「村瀬路線の否定は筋違いだ」 .
●問題は現場の役人である。そもそも社会保険庁は組織として緩みきっていたわけであって、村瀬長官を辞めさせて一番喜ぶのは、社会保険庁の官僚である、とのこと。なるほど。
●自民党も「長官に責任はない。悪いのは現場」とのコメントを出している。
●ここ数年、政治家が責任をとって辞任するということが、めっきり減った。いろいろと言い訳をして(または唖然とするような開き直りで)、その職に留まる。これが最近のトレンド。だから、こういう社説やコメントが出ても驚かない。
●社会保険庁をはじめ、多くの役人が「公的な」仕事を私的に行ってきた。その弊害は大きかった。しかし、それを正すために「成果主義」に頼るのは、本当に正しいのか。公的な仕事と成果主義(それは市場原理主義の論理である)とのバランスを考えることが、軽視されているのではないか。
●ところで、例の共謀罪からすれば、社保庁長官は「大規模な不正に関して事前の謀りごとをしていた」とされたりして。でも大丈夫、われらが社保庁は「組織的な犯罪集団」ではありません。
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