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2006年6月15日 (木)

新たな医療制度法案が成立

●医療制度改革関連法が成立した。

リンク: 医療制度改革法が成立…高齢者負担増 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

●今回の法律の主な骨子は以下のとおり。

<10月から実施>

・高所得の高齢者の医療費窓口負担は3割(現行2割)

・療養病床に入院中の高齢者は、食費・光熱費を自己負担

<2008年度から実施>

・70~74歳の医療費窓口負担は2割

・75歳以上を対象にした新たな医療保険制度を創設

●この法案の実施により、現在28.5兆円の医療費は、25年度で48兆円になると試算されている(当初の見込みは56兆円)。

●背景には、高齢者は医療機関を「過剰に」受診しており、さらに今後、高齢者が爆発的に増加するという認識がある。今後の社会保障費を考えれば、高齢者のある程度の負担増はやむをえないだろう。

●ただ、疑わしいのは厚労省の試算である。おととし某政治家いわく、「100年もつ制度」である年金関連法案が改定されたが、その見込みがまったく甘かったことは、周知の事実である。また、医療福祉の議論が財政ベースだけで進んでいいのか、という印象もぬぐえない。

●なお、法案には「都道府県が医療費適正化計画を策定し、生活習慣病予防事業を実施して5年ごとに成果を検証する仕組みの創設」という要素も入っている。法案成立の過程で、メタボリック・シンドロームが大々的に喧伝されたわりには、インパクトが弱いようにも感じます。

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