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2006年9月28日 (木)

NSAIDsの心臓へのリスク

●非ステロイド系鎮痛薬(NSAIDs)の心臓へのリスクが問題になるなか、ヨーロッパ医薬品局(The Europe Medicines Agency)が、改めて調査を行うことになった。

リンク: BBC NEWS | Health | Painkillers safety to be probed.

NSAIDsは最も一般的に使用されている鎮痛薬だが、大量服用により、心臓へのリスクが増大することが知られている。特にイブプロフェンとジクロフェナクでは、大量服用により、リスクが2倍も上昇するという。

●NSAIDsは体内のシクロオキシゲナーゼ(Cox)という酵素を阻害する薬だが、Coxには胃腸の粘膜を守るCox-1と、炎症を生じるCox-2があることが知られている。鎮痛薬を服用して胃腸が荒れるのは、どちらのCoxの働きも阻害してしまうからである。

●そこで、数年前、Cox-2だけを選択的に阻害する新しい薬剤、Cox-2阻害薬が発売された。しかし、それらの薬剤で心筋梗塞などを起こすリスクが2倍以上上昇することがわかり、その代表的な薬剤であるロフェコキシブ(商品名バイオックス)は、全世界で自主回収または回収などに追い込まれている。

●効果のある強力な薬は当然ながら、副作用を及ぼす可能性が高くなります。無用に(大量の)NSAIDsを服用することだけは、やめたほうがよいといえるようです。

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