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2006年11月14日 (火)

赤身の肉で乳がんのリスクが上がる?

●脂肪分のない赤身の肉は、乳がんのリスクを高める可能性がある。

リンク: Red meat may raise breast cancer risk.

●日々「ある程度」の赤身の肉を食べている女性は、1週間に一度しか肉を食べない女性に比べて、ホルモンに関連する乳がんに罹患するリスクが、2倍以上高くなる。

●米国での研究。26~40歳の90000人の女性を対象に追跡調査を行った。ただしこの研究では、1日に食べる量が30gでも300gでも「ある程度」に含まれているので、完全に信頼できるデータとはいえない。肉を食べ過ぎると、エストロゲンやプロゲステロンなど女性ホルモンに関連するがんの発生率が高くなることが、この原因とみられている。

●これまでの研究では、肥満があると乳がんのリスクを高まるほか、赤肉を食べると直腸・結腸がんや膵臓がんのリスクが高くなることが、明らかになっていた。

●余談ですがこの記事では、ビタミンCを単独摂取しても女性の心疾患のリスクは下がらないという研究も発表されたそう。ビタミンCやEは抗酸化物質として細胞のダメージを修復する作用があるとされていますが、研究者は「こうした抗酸化物質が心臓にもたらすメリットに関しては、小さな証拠しか見出せなかった」と述べています。

●米国では、肉は食べるが炭水化物は食べないというダイエット法が一般的に知られています。こうした文化では、肉を食べ過ぎると身体に悪いというデータを示すことには、大きな意味があるでしょう。逆にいうと、そもそも肉だけで食事を済ますという食文化がないわが国では、あまりピンとこない研究といえるかもしれません。

●ただし、欧米の食生活が肉から魚へと関心が移っているなかで、タラやマグロなどの魚類は、これまでのように入手することが難しくなっていると聞きます(魚屋さんに行っても、そんな裏事情はみじんも感じませんが)。その意味では、お隣さんの食卓事情がわが家の食卓に影響する日は、そう遠くないのかもしれません。

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