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2007年4月19日 (木)

開業医のチーム化で、24時間在宅診療へ

●厚労省が医療構造改革に関する厚労省案を公表した。

リンク: 24時間在宅医療を実現…医療改革厚労省案 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

●開業医をチーム化して、24時間在宅医療を実現するとともに、大病院を専門治療に特化する。

●2008年度から都道府県単位で始まる医療適正化計画(5か年計画)などを通じ、具体化を目指す方針。

●開業医のチーム医療は、「車で30分以内」の圏内で1つのチームをつくりたいとしている。かかりつけ医が近隣の開業医と連携して患者情報を共有し、24時間診察できる体制をつくるとのこと。

●厚労省は全国の病院(病床)を減らし、医療費を減らしたいと考えています。また、病院勤務医の過酷な勤務実態を改善するねらいもあります。

●記事では、厚労省はこれに伴い、開業医の休日・夜間の診療報酬を手厚くする一方、平日の初診料や再診料などを下げたいと考えているが、日本医師会などの強い反発が予想される、としています。

●開業医のチーム化と、それをバックアップする病院という構造は、米国の医療体制とよく似ているように思います。しかし、在宅医療体制をとった場合の大きな問題は、医師の体制というよりは、療養生活を支える看護師や介護士の体制にあります。

●医師は1日または数日に1回、「様子」を見に寄ればすむ場合が多々ありますが、24時間の療養生活を支えるには、その何倍、何十倍ものマンパワーが必要になります。

●訪問看護ステーションの存在が重要であると思いますが、大きな医療法人と関係をもっていない独立系の訪問看護ステーションでは、経営が十分に成り立っていないことは、よく知られている事実です。

●医師への報酬に比べて、訪問看護ステーションにおける看護師への報酬、介護事業所における介護福祉士等への報酬が極端に低いという事実を受け止め、対策を立てないかぎり、こうした構想は、画に描いた餅に終わる可能性があります。

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