カテゴリー「糖尿病」の3件の記事

2011年2月18日 (金)

G? ラップバンド,認可,安全性は?:Lap-Band seems bound for wider use -- now what? - latimes.com

リンク: Lap-Band seems bound for wider use -- now what? - latimes.com.

胃を締め付けて小さくする「ラップバンド」が,米国FDAに認可されたという記事。BMI30以上で,体重に関連する疾患を1つ以上もっている人に対して行うことが認められた,とのことです。1時間の手術,2日の入院で,2型糖尿病患者の生活は劇的に変わるといっています。ラップバンドは米国では盛んに広告されている模様ですが,一方,派手に広告していたクリニックでは4人が亡くなっていて,手術との関連があるかも,とのことです。

Many more people are about to get the now-famous Lap-Band, it's probably safe to assume. Thus it's worth giving some thought to the implications.

The device's maker, Allergan, announced Wednesday that the Food and Drug Administration has approved marketing the device to less obese people -- those with a body mass index as low as 30 who have at least one weight-related medical condition.

"That would make an estimated 11 million more Americans eligible to receive the device, which shrinks the size of the stomach to reduce food intake — assuming they can persuade their insurance companies to pay for the $25,000 cost of the device and the surgery to implant it," as this L.A. Times story reports.

For those with Type 2 diabetes, the Lap-Band could be an immediate fix. "This operation takes about an hour, and two days in the hospital, and these people go off their diabetes medication. It's unbelievable," Dr. Walter J. Pories, a professor of surgery at East Carolina University and a leading researcher on weight-loss surgery, said in this L.A. Times report.

But a note of caution is warranted. Four deaths in Southern California have been linked to clinics that aggressively promote Lap-Band surgery on billboards and in radio and TV ads, according to allegations made in lawsuits and by relatives of people whose deaths are linked to the surgery.

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2010年11月14日 (日)

米飯摂取と糖尿病との関連

リンク: 米飯摂取と糖尿病との関連について | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 独立行政法人 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究部.

独立行政法人 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究部

-「多目的コホート研究(JPHC研究)」からの成果-
私たちは、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防に役立てるための研究を行っています。平成2年(1990年)と平成5年(1993年)に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、茨城県水戸、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古の9保健所(呼称は2010年現在)管内にお住まいだった方々のうち、研究開始から5年後に行った調査時に糖尿病やがん、循環器疾患になっていなかった45~74歳の男女約6万人を、5年間追跡した調査結果にもとづいて、米飯摂取と糖尿病発症との関連を調べた結果を、専門誌で論文発表しましたので紹介します(American Journal of Clinical Nutrition 2010年11月WEB先行公開)。

炭水化物の高摂取は糖尿病のリスクを高めることが諸外国の研究で報告されていますが、米を主食とする日本人において米飯摂取により糖尿病のリスクが高まるかどうかは明らかではありません。そこで、米飯摂取と糖尿病発症との関連について検討しました。

女性で糖尿病発症のリスクが上昇
研究開始から5年後に行なったアンケート調査の結果を用いて、米飯の摂取量により4つのグループに分類し、その後5年間の糖尿病発症(男性625人、女性478人)との関連を調べました。糖尿病の発症は、研究開始10年後に行った自記式調査で、上記追跡期間内に糖尿病と診断されたことがある場合としました。

その結果、女性では米飯摂取が多くなるほど糖尿病発症のリスクが上昇する傾向が認められました。摂取量が最も少ないグループに比べ1日3杯および1日4杯以上のグループでは糖尿病のリスクがそれぞれ1.48倍、1.65倍に上昇していました。さらに、米飯にあわ・ひえ・麦を混ぜない人に限って調べたところ、より強い関連がみられました。男性でも同様の傾向がみられましたが、統計学的に有意なリスク上昇ではありませんでした。パンやめん類では糖尿病リスクとの関連は認めませんでした

筋肉労働や激しいスポーツをしない人で、米飯摂取による糖尿病リスクが上昇
筋肉労働や激しいスポーツを1日1時間以上する人としない人に分けて調べたところ、米飯摂取により糖尿病のリスクが上昇する傾向は男女ともにそのような活動をしない人において認められましたが、1日1時間以上する人ではみられませんでした

今回の研究では、女性及び筋肉労働をしていない男性において、米飯摂取により糖尿病発症のリスクが上昇するという結果が得られました。その理由として、白米は精白の過程で糖尿病に予防的に働く食物繊維やマグネシウムが失われることや、食後の血糖上昇の指標であるグリセミックインデックスが高いことが挙げられます。筋肉労働や激しいスポーツを1日1時間以上しない人でのみ米飯摂取により糖尿病のリスクが上昇していたことから、身体活動量が高い人では米飯摂取が多くてもエネルギーの消費と摂取のバランスが保たれていることが考えられます。また、女性においては、米飯に雑穀を混ぜない人で糖尿病のリスクがさらに上昇していたことから、糖尿病予防には、日常の身体活動量を増やすとともに、雑穀を取り入れるなどの米飯摂取後の血糖上昇を抑えるような工夫も大切であると考えられます。

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2010年11月 6日 (土)

血糖値上げる肝臓ホルモン発見

リンク: 血糖値上げる肝臓ホルモン発見=糖尿病の新たな治療法に期待―金沢大 (時事通信) - Yahoo!ニュース.

 金沢大の金子周一教授らの研究チームは5日、肝臓で作られるホルモンが血糖値を上げ、インスリンによる糖尿病治療を邪魔することを発見したと発表した。これまで後天性の糖尿病は脂肪摂取が主な原因と考えられており、肝臓との関連が見いだされたのは初めて。
 研究チームは、このホルモンの生成を抑制できれば、副作用の少ない治療につながると期待している。研究成果は、米科学誌セル・メタボリズムに掲載された。
 このホルモンは「セレノプロテインP」と呼ばれ、抗酸化物質セレンを運ぶ役割をする。セレンはアンチエイジング効果があるとしてサプリメントなどに用いられている。
 研究チームは、同大付属病院の糖尿病患者を調査したところ、セレノプロテインPの血中濃度が高いことに着目。マウス実験で、同ホルモンを打ったマウスは血糖値が上がり、インスリンが効きにくくなることを突き止めた。肝臓での同ホルモン生成を抑える薬を打ったマウスは血糖値が下がることも分かった。
 研究チームは、セレノプロテインPなど糖尿病に関与する肝臓由来ホルモンを「ヘパトカイン」と命名。これらは糖尿病だけでなく、メタボリック症候群やがんなどとの関連も考えられるという。

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