カテゴリー「その他」の3件の記事

2011年2月 7日 (月)

G 遺伝子が多いと,適応能力が高い:ミジンコ遺伝子3万1千個、人間を大きくしのぐ : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

リンク: ミジンコ遺伝子3万1千個、人間を大きくしのぐ : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞).

人間よりもミジンコのほうが遺伝子は多い。遺伝子が多いから,適応能力がある。なるほどー。

(以下引用です)

【ワシントン=山田哲朗】湖水などにすむミジンコが約3万1000個もの遺伝子を持つことが分かり、米インディアナ大を中心とする国際チームが4日付の米科学誌サイエンスで発表する。

 人間の遺伝子は約2万3000個に過ぎず、ミジンコの遺伝子はこれまでゲノム(全遺伝情報)が解読された動物の中で最多となる。研究チームは、甲殻類では初めてミジンコのゲノムを解析した。ゲノムのサイズは人間の7%程度にもかかわらず、たんぱく質を作り出す遺伝子はぎっしりと詰まっていた。

 ミジンコは、有性生殖と、自分のコピーを作る単為生殖を使い分けたり、魚など捕食者が出す化学物質を探知して防御のトゲを増やしたりして、環境に適応する。遺伝子の多さはこうした適応能力に一役買っている可能性があるという。

(2011年2月6日 読売新聞)

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2010年12月13日 (月)

B 特別編:表現と言論を殺す「劇薬」の中身は変わらない(都青少年条例) - 保坂展人のどこどこ日記

リンク: 表現と言論を殺す「劇薬」の中身は変わらない(都青少年条例) - 保坂展人のどこどこ日記.

本HPの趣旨と離れますが,同じ出版業界にいる者として,どうしてもとりあげないわけにはいきません。Very badです。

(以下引用です)

東京都青少年条例を今夜も考えてみたい。都議会民主党の条例改正案に対しての賛否は、明日にも定まるだろうと言われている。今や「文化不毛の地」をめざして警察官僚に青少年・治安対策本部長の椅子を準備し、出版物規制を委ねようという石原慎太郎東京都知事と、都議会という閉鎖空間の中で封鎖されている条例の議論に、外からの批判の声がひときわ大きくなってきている。

 角川書店が今回の「青少年条例改正案」に抗議して、来春開かれる『東京国際アニメフェア』への参加を取りやめることを表明した。マンガ家の同条例への抗議に対して「ある意味卑しい仕事をしているんだから、彼らは」(2010年6月定例記者会見)と悪罵を投げつける石原慎太郎東京都知事が実行委員長をつとめるというのだから、角川書店の投げ返した一石の意味は深い。角川書店に続くところも出てきているとも聞く。

 この青少年条例が成立しないと「青少年健全育成」に悪影響が出るなどの切迫した具体的理由はない。春に提出した条例が継続審議・廃案となって越年じゃ都と石原知事のメンツが立たないから、今回は民主党の要求をうんと飲んだから可決・成立でお願いするよ――というのが、正直な話ではないのか。

 たしかに今回の条例を見てみると、東京都が過剰に力んで「精神運動」的なキャンペーンをやろうという部分や2009年の国会で自民・公明提出の「児童買春・児童ポルノ規制法案改正案」に盛り込まれていた「単純所持規制」などを先取りした部分などをごっそり落とした点が、「民主党の要求を反映した」と言える部分だろう。

 しかし、「劇薬」カプセルの中から、いくつかの要素を削って、肝心の猛毒性の表現規制部分を拡大したのが、今回の改正案だ。猛毒性の部分とは、マンガ・アニメなどに自主規制を都が求める対象を「刑罰法規にふれる」あるいは「近親間の」→「性行為」を「不当に賛美し又は誇張して描写し表現する」という枠組となっている。また、これらの好ましからざる出版物の中で「不健全図書」として指定する対象も、「強姦等の社会規範に著しく反する性行為」を「不当に賛美し又は誇張して描写し表現する」というものだ。

 前のカプセルの箱には「18歳未満の非実在青少年」と服用対象が刻まれていたが、今回は「18歳未満の非実在青少年」の表記は消えた。東京都は「大人も対象としました」とごまかすが、ちょっと待ってもらいたい。年齢区分を外して全年齢としたら、当然ながら「18歳未満の非実在青少年」も法規制の網の中に入っている。表示されていないのは、一種の詐術で春に提出した条例と何ら変わりませんよということだ。何ら春と変わらないのも面白くないので、廃案にされたお返しに規制範囲を広げさせてもらいましたとの意図も読み取れる。こんな小細工にごまかされるようでは、あまりにも情けない。現に、東京都は「春の条例と変わらない運用をしていく」とその中身を隠そうともしていない。

「たかがマンガ、アニメで騒ぐな」という人もいるだろう。文字で書かれた小説とは次元が違うと石原都知事らは考えているかもしれない。しかし、「刑罰法規に触れる性描写」が規制対象なら、文字で書かれた小説の類も規制を免れるはずもない。「刑罰法規に触れる性描写」が規制対象なら、「薬物」「刃物」などが登場する創作物はどうなのか。今回の条例改正が、まさに「蟻の一穴」になる恐れは十分ある。さらに「社会的規範」を持ち出すのならば、憲法で保証された「思想・信条、表現の自由」も都条例がズタズタに切り裂くことが出来ることになる。しかも、治安対策本部が規制当局だ。

 警察の取り調べでウソの自白を強要され、長期間拘留されてひどい目にあったと「志布志事件」をテーマにしたマンガや小説も、「社会的規範に反する」と一刀両断されかねない怖さをこの条例改正案は持っている。この条例を提案し、成立させようとしているのは、東京都青少年・治安対策本部である。本部長は警察庁キャリアで志布志事件の発覚当時に鹿児島県警本部長をつとめていた人だ。デタラメな捜査で無辜の民を拘束し、人権蹂躙の限りを尽くした志布志事件の捜査を県議会で問われて、「自白の強要などなかった」と答弁してきた人物である。「出版の適否の決定権」を警察当局がふりまわす社会になってはならない。

(引用終わり)

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2010年12月 3日 (金)

G 宇宙人発見ではなかったが...:NASA、ヒ素で増殖する細菌を発見 (ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - Yahoo!ニュース

リンク: NASA、ヒ素で増殖する細菌を発見 (ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - Yahoo!ニュース.

宇宙人発見とはいかなかったが,画期的な発見であることは間違いない(そう)。

ライフ2.0

(以下引用)

アメリカ航空宇宙局(NASA)は現地時間12月2日(日本時間12月3日)、猛毒「ヒ素」を食べて増殖する異質な生命体の発見を発表した。

 発表に先立ち、「地球外生命体の探索に影響を与える宇宙生物学上の発見」との声明が出されたため、この数日は「地球外生物の発見か」とネット上が騒然となった。フタを開けてみれば、地球上の新種生物についての発表だったが、前代未聞の生命体だという。

 アメリカ、カリフォルニア州のモノ湖で発見された新種の細菌は、地球上の既知の生物とは異なり、ヒ素を摂取してDNAとタンパク質を作り出すという。この細菌「GFAJ-1」株は、炭素、水素、酸素、窒素、硫黄と並び生物に欠かせない元素「リン」の代わりとしてヒ素を取り込み成長する。

 ほとんどの生物はヒ素の摂取で中毒症状を起こす。リンと化学的性質が似ているため、細胞活動が混乱することが原因の1つだという。しかしGFAJ-1は高濃度のヒ素に耐えられるどころか、細胞内に取り込んでいる。アリゾナ州立大学教授で研究共著者のポール・デービス氏は、「ヒ素は隅々まで行き渡っていた」と語る。

 現時点で生命の存在が確認されているのは地球だけだが、地球外でも大きな期待が持てるようになった。生物学者が想像だにしなかった化学環境から生命体が発見されたからだ。

GFAJ-1は、地球上でかつて起きた可能性のある“第2創世記”の証拠を捜索中に発見された。“ライフ2.0”とも呼ばれる「影の生物圏」が見つかれば、われわれの知る生命が地球を支配する前に、まったく別系統の生命が誕生していた事実が証明されることになる。「本当に生命の誕生が2度起きていたならば、地球以外でも起きたはずだ」と共著者のデービス氏は語る。

 NASA宇宙生物学研究所(NAI)に所属する研究責任者のフェリッサ・ウルフ・サイモン氏は昨年、「ライフ2.0の1つは、リンの代わりにヒ素を摂取する生物の可能性がある」とする論文を発表した。そこでウルフ・サイモン氏らのチームは、カリフォルニア州のモノ湖で細菌を採取したのである。ヨセミテ国立公園南東の火山渓谷にあるヒ素の豊富な塩湖だ。

 チームはモノ湖の細菌をシャーレで培養する過程で、リンの量を徐々に減らし、ヒ素を増やしていったという。放射線トレーサーを用いて化学分析した結果、GFAJ-1はヒ素を代謝していることが判明した。

「極めて異質なこの生物はヒ素を食べて生きていける」と研究共著者デービス氏は説明する。しかし異質ではあるが、遺伝学的には通常の生物とほとんど変わらず、第2創世記の末裔と考えるには無理があるようだ。デービス氏も、「ライフ2.0ではない」と断定している。

 ただしGFAJ-1が極限環境微生物の中でも特に異質であることに変わりはないだろう。極限環境微生物とは、高温、高塩濃度、低酸素といった極限状態で増殖できる微生物のことだ。

 カリフォルニア州モフェットフィールドにあるNASAエイムズ研究センターの宇宙生物学者クリス・マッケイ氏は、今回の発表を受けて次のようにコメントする。「従来の極限環境微生物は“極限環境”には生息していても、生化学的には極めて普通だった。GFAJ-1は、真の意味で“極限環境微生物”と言える初の例であり、極めて重要な発見だ」。今回の研究成果は、「Science」誌オンライン版に12月2日付けで掲載されている。

Richard A. Lovett for National Geographic News

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