カテゴリー「鳥インフルエンザ」の8件の記事

2007年8月29日 (水)

トリインフルエンザ、ヒトからヒトへ感染

●鳥インフルエンザ、人から人へ感染の可能性?

リンク: Study confirms 2006 human-human spread of bird flu | Health | Reuters.

●アフリカ、アジア、ヨーロッパでなお感染が続いているトリインフルエンザ(H5N1)だが、米国の研究者が、インドネシアでの感染において、ヒトからヒトへの感染が生じた可能性が高いことを報告した。

●現在、トリインフルエンザは2003年から、322人に感染、195人が死亡している。

●問題のケースは、インドネシアのスマトラ島の8人家族で、37歳の女性→10歳の甥→その父親、へと感染が生じたケース。父親が死亡したが、父親の体内から出たトリインフルエンザのDNAが、子どものDNAと非常に似ていたのだという。

●研究者は、「感染は2世代で止まったが、コントロールできなくなっていた可能性もある」と述べています。また、ヒトからヒトへの感染の確率を20%と見込んでいるようですが、これが本当であれば、かなりの高い確率であるといえます。

●研究者は感染のアウトブレイクを予測するソフトウェアを無償で配布しているそうです。日本でもトリインフルエンザはたびたび生じていますが、少しずつ、危機意識が薄れてきたという感じもあります。いずれにしても、感染の拡大への準備が必要です。

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2007年6月 4日 (月)

タミフル大量使用で、河川を介して薬物耐性ウイルスが生じる可能性

●タミフルが大量に使用されると、尿に排出された薬の成分が河川の水を介して野鳥の体内に入り込み、タミフルが効かないタミフル耐性ウイルスが生じる恐れがある。

リンク: タミフル大量使用時、河川介しウイルス耐性化の恐れ・英チーム.

●英国の研究者が発表。1つの薬を使うと、その薬に対する耐性をもったウイルスや菌が生まれることは、よく知られています。そのメカニズムはよくわかっていませんが、今回の研究では、尿→河川→野鳥という感染経路が示されたことが、興味深いといえます。

●研究者は、し尿処理段階で、薬剤成分を不活化するなどの対策を講じるべき、と述べています。

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2007年3月10日 (土)

鳥インフルエンザ、韓国でヒトに感染?

●鳥インフルエンザ、韓国でヒトに感染?

リンク: Yahoo!ニュース - YONHAP NEWS - 鳥インフルが人に感染か、安城市で市職員が入院.

●鳥インフルエンザの発生が確認された養鶏場で、鳥の殺処分を担当した職員が、インフルエンザ様の症状を訴え、病院に入院している。

●現段階では、鳥インフルエンザとの関連ははっきりしていないとのこと。

●少し前には英国で、同様の作業を行っていた職員が複数名、鳥インフルエンザを発症している。また、昨日にはラオスで、鳥インフルエンザのヒトへの感染が確認されている。

●日本の鳥インフルエンザは、ユーラシア大陸や朝鮮半島からの渡り鳥が原因ではないかといわれていますが、だんだんと身近な問題になってきました。今回の発症が事実でないにしても、いずれ現実的な問題になることは間違いありません。

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2007年3月 1日 (木)

厚労省、若年者のタミフル使用に注意喚起

●タミフル使用に関する注意喚起を、厚労省が行った。

リンク: タミフル:「注意を」 厚労省が文書-健康:MSN毎日インタラクティブ.

●タミフル服用後に、中学生がマンションから転落する事故が相次いで起こった。タミフル服用後の若年者の異常行動は、これまでも報告されていたが、今回の事故を受けて、厚労省が異例の注意喚起を行った。

●しかし、異常行動とタミフルの因果関係はなお不明。現在、大規模調査が進んでいる。インフルエンザでは、インフルエンザ脳症になると異常な精神症状を伴うことが知られていて、こちらとの因果関係も疑われるという。

●タミフルはインフルエンザウイルスの増殖を抑える効果があり、発熱などの症状が1~2日くらい早く治まるといいます。厚労省は、タミフル服用後2日は、保護者が目を離さないことなどを注意していますが、特に体力のある人では、インフルエンザが命にかかわるということは、めったにありません。今後は、若年者へのタミフルの投与は、控えられる方向にいくのではないかと思われます。

●ただし、だからといってタミフルが即、悪だということにはなりません。というのも、タミフルは、今後ヒトへの感染が心配される鳥インフルエンザに対する特効薬でもあり、各国で、また日本の各都道府県で、タミフルの備蓄が進んでいます。ほかによい薬が開発されないかぎり、タミフルの重要性は変わらないといえます。

●「かぜ」は、あったかくして、栄養のあるものを食べて、ゆっくり寝れば治るという原点にかえることも、時には重要かもしれません。

●少し前のニュースで、新型インフルエンザウイルスに罹患した人が1人発見された場合、すでに3000人が感染している可能性があるという報告がありました。感染症は自分だけの問題ではありません。分別のある大人は、仕事を休む勇気も大切?

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2007年2月 7日 (水)

英国での鳥インフルエンザ、獣医に感染?

●数日前に英国ロンドンで鳥インフルエンザが発生したが、そのとき作業に加わった獣医が、インフルエンザ様の症状で入院していることが明らかになった。

リンク: Veterinarian monitored for possible bird flu | Top News | Reuters.co.uk.

●鳥インフルエンザかどうかはわかっていませんが、英国保健管理局の担当者は、防護服を着ていたうえ、症状も「それほど重くない」ので、鳥インフルエンザ感染の可能性は低いと考えている、とコメントしています。

●鳥インフルエンザウイルス(H5N1ウイルス)は、アジア、アフリカ、中東、東欧などで発生していますが、WHOによると、ウイルスにより、これまで166名が死亡しています。

●日本でも鳥インフルエンザが「流行」しつつありますが、ヒトへの感染はやがて訪れるシナリオであることは間違いないと、覚悟しておいたほうがいいと思われます。

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2006年2月17日 (金)

鳥インフルエンザ・ワクチン、子どもへの治験

リンク: BBC NEWS | Health | US to test child bird flu vaccine.

英国BBCより。

●米国で鳥インフルエンザ・ワクチンの治験が始まり、120人の子どもに投与されている。

●鳥インフルエンザ・ワクチンの開発は中国、日本、ヨーロッパで始まっているが、人間の子どもに投与したのは初めてではないか、とのこと。ただし、まだ信頼性のないワクチンを子どもに投与するのは危険ではないかとの声もある。

●多くの医薬品会社が鳥インフルエンザ・ワクチンの開発を競争している。米国の医薬品業界の「迅速な対応」には、頭が下がる?

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2006年2月14日 (火)

ナイジェリアの鳥インフルエンザ

リンク: Nigeria Ignores Bird Flu Precautions.

SF Gate (San Francisco Choronicle)より。

●先日鳥インフルエンザで2人の死亡者が出たナイジェリアだが、鳥インフルエンザの拡大を防ぐ措置がとられていない。

●感染者が出た地域の養鶏業者などには、その地域からの鶏の持ち出しが認められているという。

●ナイジェリア政府のスポークスマンは、家禽類のマーケットの閉鎖や取引停止といった、WHOの推奨する拡大防止策はとらないと述べている。「パニックや危険となるような事態は起こしたくない」という。

●ナイジェリアでは鶏を食べている人が多く、専門家も、鳥インフルエンザを防ぐために鶏を殺すようなことはできないだろうと述べている。

●現在、鳥インフルエンザウイルスは北ナイジェリアの5つの農場で発見され、少なくとも10万羽が死んでいる。ナイジェリアの人口は1億3000万人、家禽類は1億4000万羽である。

●感染がみつかった農場の労働者へのスクリーニングはこれから。現地は防護服などがなく、場所によっては死んだ鶏を素手で扱っている労働者もいる。とにかく早急に対策が必要だが、見通しはまったく立っていない。

●無知だけではすまされない。南北問題もからんでいる。鳥が空を飛ぶのは自由だ。極東の自分たちに何ができる?

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2006年2月13日 (月)

鳥インフルエンザ、EU、アフリカへ

リンク: USATODAY.com - Bird flu found in Italy, Greece, Bulgaria.

USA Today紙より。

●先週、イタリアとギリシアで鳥インフルエンザに感染した白鳥がみつかったが、今週、ブルガリアでも発見された。鳥インフルエンザはヨーロッパ全域に広がりをみせている。

●ただし、ヨーロッパでは人間への感染はまだ発表されていない(トルコでは発見されているが)。

●これも先週のことだが、Africaのナイジェリアでは鳥インフルエンザ感染により、子どもが2人死亡している。

●アジアでの今冬のアウトブレイクはみられなかったが、ヨーロッパ、そして(最も心配される)アフリカでの感染が確認されたことは、脅威である。

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