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2011年2月21日 (月)

G 死に向き合ったほうがいい:ザ・特集:ぴんころ地蔵、ポックリ大師、ころり観音…なぜ「PPK」ブーム? - 毎日jp(毎日新聞)

リンク: ザ・特集:ぴんころ地蔵、ポックリ大師、ころり観音…なぜ「PPK」ブーム? - 毎日jp(毎日新聞).

「死をタブー視せず、もっと向き合ったほうがいい」。

(以下引用)

ザ・特集:ぴんころ地蔵、ポックリ大師、ころり観音…なぜ「PPK」ブーム?
 ◇なぜ「PPK(ピンピンコロリ)」ブーム?
 ぴんころ地蔵、ポックリ大師……そんな愛称がある仏様参りがはやっているという。PPKともいうらしい。明るい響きに込められた意味を、現場を歩いて考えた。【宍戸護】

 ◇ぽっくり祈願、超長寿社会反映/数年前から増え始めた参詣者/バスツアーなどで年5万人も
 柔らかい日差しのなか、ぴんころ地蔵は立っていた。長野県佐久市の野沢地区。体長約1メートル、胴径約60センチの御影(みかげ)石製。御利益があると聞いた頭をなでた。うっすらと黒光りして滑らかな触り心地。いかに大勢の人が願をかけたか、と思いをはせる。この地蔵を作った一人で、地元商店主らでつくる「ぴんころ会」会長の市川稔宣(としのぶ)さん(64)は「元気よくピンピン生きて、最期は寝込まずにコロリと逝く。そんな願いを込めた。PPKとも呼びます」と話す。

 「PPK」は、長野県飯田市の元高校教諭の北沢豊治さん(70)が1979年、長野県体育学会でPPK体操を発表したのが始まりとされる。北沢さんは「お年寄りの会話によく出てくる、ピンピンとコロリの二つの言葉を組み合わせた」そうだ。

 地蔵は2003年10月、東京・巣鴨のとげぬき地蔵を参考に、まちおこしのために地元有志らによって成田山薬師寺前に建立された。高齢社会の流れにも乗って狙いは的中。以前は地元の人たちしか来なかったのに、今ではバスツアーまで組まれ、年約5万人が訪れる。恐るべき御利益だ。

 「ぴんころ地蔵」で商標登録もした。目抜き通りを歩くと、ぴんころグッズがあふれていた。携帯電話のストラップ、湯のみ、エコバッグ、法被まである。写真やイラストの地蔵の表情は、なんとも言えず愛らしくて、人なつっこい。こけむした古仏とは違った魅力で、世俗的にいえばキャラが立っている。作者の石彫家、馬越正八さん(69)=松山市=に聞くと、「子供の笑顔がもとで愛と微笑がテーマです」。納得、納得……。

 地蔵の近くの出店店主と立ち話をしている女性(75)に話しかけた。14年前に亡くした夫の墓参りの帰りという。「3日に1回くらい、ぴんころさんの前を通って墓参りに行くがね。お父ちゃんはお墓の中で、何言っても話しかけてこないから、なんだかつまらないよ。あんたも1人になってみれば分かる。若い人は相手にしてくれねえしな。そういえば、ぴんころさんに毎日通っていた人が急に亡くなったけど、どうせ逝くならば、その方がいい。ぴんころさんの前を通った時は軽く会釈しているわ」

 夕暮れ時、市内の農業、森角精次さん(70)親子3人がぴんころ地蔵の頭をなでていた。森角さんは「70歳過ぎると、何があるか分からないからな。元気に働いて、コロリと逝くのが一番いい」。冷たい風が通りを吹き抜けた。

   ■

 ぽっくり寺は全国に数多くある。奈良県斑鳩町の吉田寺(きちでんじ)、水戸市の桂岸寺、福島県会津地方の「ころり三観音」、熊本県八代市の釈迦院などだ。古くから信仰を集めるところがある一方、「ぴんころ地蔵」のように比較的最近できたところも多い。その一つ、横浜市緑区の「福泉寺」も訪れてみた。

 本堂の隣に「ポックリ大師」と名付けられた開祖の弘法大師(空海)が立つ。右手に錫杖(しゃくじょう)、左の手には小さな観音様がのっている。友人2人で訪れた横浜市青葉区の主婦(62)はさい銭を入れて両手を合わせた。94歳の母親が同居しているといい、「老老介護も大変よ。家族みんなぽっくりで逝きたい」とささやいた。もう一人の主婦(60)はぽっくりお守り(500円)を買い、「お土産にはできないわねえ」と笑った。

 住職の杉本恒明さん(78)は以前、吉田寺に参詣、「近くでぽっくり寺にお参りしたい」という周りの声に応えて1995年、ポックリ大師を建立した。しばらくの間、地元の人でもなかなか気づかない状態だったが、参詣者が2~3年前から増え始め、今では東京、埼玉、千葉からやって来るという。春にはバスツアーも計画されている。

 それにしても、ぴんころ地蔵にポックリ大師、ころり観音……。「どの仏様がぽっくりの専門家なわけ?」と突っ込みたくなる。杉本住職は笑いながら説明してくれた。「ぽっくりを守ってくださる専門の仏様がいるわけではありません。うちはたまたまお大師様に人生の最期をお守りしていただこうとしましたが、他の寺では、より身近な存在である、お地蔵様や観音様が多いと思います」

   ■

 財団法人、日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団(大阪市)が08年、20~80歳代の全国の男女982人に「理想の死に方」を調査したところ、726人(73・9%)が「ある日心臓病などで突然死ぬ」を選んだ。複数回答で理由を聞くと、「家族に迷惑をかけたくない」576人▽「苦しみたくない」500人▽「寝たきりなら生きていても仕方がない」341人と続く。委託を受けた第一生命経済研究所の小谷みどり研究員は「多くの日本人にとって死に方の基準は『家族に迷惑をかけたくない』で、自らの宗教観や死生観をあまり持っていない」と指摘する。

 医師の立場からも話を聞きたくて、「達者でポックリ。」の著書がある、帯津三敬病院(埼玉県川越市)の名誉院長で、医師の帯津良一さん(75)を訪ねた。帯津さんは食道がんの専門医で、今では西洋医学に中国医学や代替医療を取り込んだ「ホリスティック医学」を実践している。

 帯津さんには「死に時」について忘れられない光景がある。90歳代の女医が転んで骨折、都内の病院に入院した。肺炎を併発して気管にチューブを入れられた。転院した2週間後に訪ねると、女性は10人部屋に。全員白髪で、手足を縛られて、半数が人工呼吸器をつけられていたという。

 数え切れない人をみとった帯津さんは、自らが考えるぽっくりについて「一発で死ぬだけではなく、1カ月間の闘病生活でもポックリと言える時もある。その人が治る希望を持つ、治らなくても、死を恐れず、死後の世界に展望を持ちながら過ごすのもポックリに近い」と話す。

 さらに「死をタブー視せず、もっと向き合ったほうがいい。私は病院の廊下を歩いている途中に前のめりに倒れて亡くなりたい。その通りにいくとは限らないが、死に方を考えることは悪くない」という。

 超長寿社会のぽっくり祈願。理想の死に方と現実とのギャップの大きさを反映しているようだ。

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2010年11月25日 (木)

G フットケアと看護:看護師がフットケアで逮捕、「爪切り事件」を考える (医療介護CBニュース) - Yahoo!ニュース

リンク: 看護師がフットケアで逮捕、「爪切り事件」を考える (医療介護CBニュース) - Yahoo!ニュース.

(以下,引用です)

 認知症患者の足の爪を切ってけがをさせたとして、北九州八幡東病院(北九州市)の看護師だった上田里美さんが傷害罪に問われた事件で、福岡高検は今年9月に上告を断念、無罪が確定した。逆転無罪の判決を言い渡した福岡高裁は、容疑を認めたとされる捜査段階の供述調書の信用性を否定した。「刑事さんは写真でしか判断してくれず、何を言っても認めてもらえなかった」と、拘置中の102日間を振り返る上田さん。フットケアに関する捜査機関の理解不足、「鬼看護師」などと書き立てたマスコミ…。この事件は一体、何だったのか。上田さんと、弁護団の上田國廣・主任弁護士に話を聞いた。(敦賀陽平)

―捜査機関の取り調べはどのようなものでしたか。

上田さん とにかく、わたしの話をなかなかイメージしてもらえませんでした。刑事さんは写真でしか判断してくれず、何を言っても認めてもらえなかった。「水掛け論」になってしまって、どちらかが妥協するまでという感じで…。わたしが根負けする形になってしまいました。
 高齢者に特徴的な分厚い爪や伸び切ってしまった爪について、世間は知りません。どうしても、正常な爪を深く切ったとイメージされてしまった。刑事さんやマスコミの方が考える「爪切り」とのギャップがすごくて、最初は理解してもらえませんでしたが、何度も訴えていくうちにその溝が埋まった。それが無罪を勝ち取れた要因の一つではないかと思っています。

―フットケアに関する国民の認知度が低いことも、今回の事件に影響していたのではないでしょうか。

上田さん 爪切りというのはごく当たり前の行為ですが、フットケアとなると、その範囲は広がります。まだ新しい領域なので、看護職の認知度も低い。これから発達していく分野だと思うので、2年、3年たてば、また違った視点で見てもらえるのかもしれません。

―控訴審では、厚生労働省の文書偽造事件で無罪が確定した村木厚子さんと同様、供述調書の信用性が否定される形となりましたが、一連の出来事の中での判決をどうとらえていますか。

上田弁護士 長年、刑事事件の弁護をやっている立場から言えば、捜査機関が自分たちのストーリーを作って、それを無理やり相手に認めさせるという話は以前からありました。家族にも面会させず、密室の中で心理的に追い詰めるという手法で、これまで数多くの冤罪事件を生んできた。それが上田さんの事件でも見られたという意味で、基本的な構造は今回も同じだと思います。ただ、鹿児島の志布志事件(※編注)や村木事件などで、捜査機関側のストーリーの押し付けが明らかにされてきたことから、裁判所側も自白調書を信用することに少し慎重になってきている気もします。
 今回の裁判では、上田さんが患者さんの爪をケアした後の写真が証拠として残っていた。ケアという観点でとらえず、深く切り過ぎた「爪剥ぎ」と判断した捜査機関だけでなく、専門の先生たちも検証することができました。上田さんが丁寧な爪ケアをしたことを示している客観的な証拠が残っていたことが、今回無罪を勝ち取れた一番の要因だと思います。

上田さん すごく共感できるというか、村木さんも同じようにつらい思いをしながら、何度言っても理解されず、同じように作られたストーリーにサインをさせられたんだなということが、何となく想像できます。

―福岡高検の上告断念について、弁護団が「今回の無罪判決は、医療や看護など専門分野に関する事件の捜査の在り方にも警鐘を鳴らしている」とする声明を出したことが印象的でした。医療や介護など専門性の高い分野に関して、捜査当局はどう関与すべきなのでしょうか。

上田弁護士 専門分野について捜査してはいけないという話にはなりませんが、関係者の適切なアドバイスを受けながら、捜査に慎重に着手するというのが大前提だと思います。今回は病院の告発後、約1週間後に逮捕となった。権力を握る捜査機関としては、非常に安易で、極めて不適切な対応だったのではないでしょうか。今後は専門性の高いことに配慮し、十分に意見を聴取した上で方向性を見極める。より慎重な判断が必要だということを、今回の裁判は物語っていると思います。

上田さん 保助看法(保健師助産師看護師法)の中でやっていることと、刑法の位置付けとのギャップを感じることが多かったですね。法のすり合わせというか、そうした見直しが必要なのかもしれません。

上田弁護士 専門性の高い分野に捜査機関が介入すると、今回の場合ならば、技術的に進歩した看護を受けられなくなってもよいのかという話になる。よく航空事故の問題が例として挙げられますが、刑事罰になると自分を守らなければならないので、正しい情報が取れなくなる可能性もある。捜査が入ることによって、逆に実態の把握が困難になる場合もあるわけです。捜査機関の人間は、その分野のエキスパートではないわけですから。そうすると、専門家集団による何らかの検証と改善措置が必要になるでしょう。だから、よくいわれるADR(裁判外紛争解決)のような解決手法を取りながら、第三者機関が調査・検討した結果を医療や看護の現場にフィードバックする。捜査機関の役割については、できるだけ例外的で極めて問題のあるケースに絞るという仕組みを考えなければならないのかなと思います。実際、そういう動きが医療も含めたさまざまな分野で検討されているのではないかと思います。

―インターネット上の書き込みやマスコミ報道について、何か思うことはありますか。

上田さん 看護師の中でさえ、爪のケアについて知らない方がいます。ネットの場合、あくまで一般の方が自分たちのイメージで書き込んでいるのでしょう。それは個人の自由ですが、報道する側は、やはりそれなりの知識というか、情報を持って、それを精査した上で書いていただきたいと思います。

上田弁護士 報道機関はニュースバリューが大切なわけだから、物事を面白おかしく報じる。メディア側の心理としては、それが「虐待」だとして、特ダネとしてそれを広めた方がいいわけです。ただ、それが世の中のためにならない場合も多々あって、逆に冤罪を生み出す可能性もある。事実は違うかもしれないから、専門の先生にきちんと判定を仰ぐとか調査報道とかいうような、反対側の情報整理が非常に大切だと思います。何も知らない人が最初に見ると、「こんなに切れている。痛いだろうな」という印象を受けますが、勉強して知識が増えるにつれて、それが「爪肥厚(そうひこう)」(爪が育ち過ぎて分厚くなる)という爪で、シーツに引っ掛かって出血する場合もあることを知る。そうなって初めて、「ここまで切るのが正しいんだな」と分かるわけです。だから今回の問題では、マスコミ報道も悪い流れをつくった要因の一つだと言わざるを得ませんね。

―訪問看護で介護福祉士が行う通常の爪切りについても、出血を伴えば逮捕されるかもしれないとの懸念も広がりました。3年2か月の裁判を振り返って、現場の方に何を伝えたいですか。

上田さん 一番怖いと思ったのは、現場が萎縮すること。そして、きちんとした援助を受けられない患者さんが増えることでした。でも今回、弁護士の先生方や支援者の方々のおかげで無罪が確定し、爪切りは評価されていいということが公明正大にいわれた。だから、今フットケアに従事している方々には自信を持ってほしい。積極的にやらないと技術も向上しないので、萎縮せず、とにかく積極的にやっていただきたいと思います。

                 ■             ■             ■

 2007年夏、北九州市の第三者委員会「尊厳擁護専門委員会」は、上田さんの爪の処置を高齢者虐待防止法が規定する「虐待」に当たると認定。報告を受けた市が病院側に再発防止などを指導した経緯があるが、今回の無罪確定を受け、市では年内に同委を開き、認定の経緯を検証する方向で動きだしている。一方、上田さんは病院側に地位確認や慰謝料などの支払いを求める訴訟を起こしているが、今年10月の弁論準備で、裁判所側は和解による解決を打診した。現在、上田さんは北九州市内の小児科クリニックに勤務している。

(以上,引用終わり)

爪のケア,フットケア,ハンドケアは奥の深い世界です。小社が編集にかかわったとてもよい本です。

ピクチャーブック 爪のケア・手足のケア技術

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2010年11月19日 (金)

カフェイン入りアルコール飲料は危険:FDA warns of 'state of wide-awake drunk' | Health & Medicine | Chron.com - Houston Chronicle

リンク: FDA warns of 'state of wide-awake drunk' | Health & Medicine | Chron.com - Houston Chronicle.

コーヒー焼酎を飲みたい人,つくりたい人は要チェック。

WASHINGTON — The Food and Drug Administration issued warning letters Wednesday to four manufacturers of alcoholic energy drinks, saying the caffeine added to their beverages is an "unsafe food additive."

FDA Commissioner Margaret Hamburg said the combinations of caffeine and alcohol in the drinks is a public health concern and can lead to "a state of wide-awake drunk." Evidence has shown their consumption has led to alcohol poisoning, car accidents and assaults, she said.

The government can seize the products if the companies continue to make them.

Several college students have been hospitalized in recent months after consuming the drinks. The FDA said experts have raised concerns that the caffeine in the drinks can mask a person's feeling of intoxication, leading to risky behavior.

In response to such incidents, four states — Washington, Michigan, Utah and Oklahoma — have banned the beverages. Other states are considering similar action.

Phusion Projects, which manufactures Four Loko, announced late Tuesday that it would reformulate its drinks, removing caffeine.

The company's statement said it was removing caffeine from the drinks after unsuccessfully trying to deal with "a difficult and politically-charged regulatory environment at both the state and federal levels."

"We have repeatedly contended — and still believe, as do many people throughout the country — that the combination of alcohol and caffeine is safe," said Chris Hunter, Jeff Wright and Jaisen Freeman, who identify themselves as Phusion's three co-founders and current managing partners.

Four Loko comes in several varieties, including fruit punch and blue raspberry. A 23.5-ounce can sells for about $2.50 and has an alcohol content of 12 percent, comparable to four beers, according to the company's website.

The FDA said it views Phusion Projects' announcement as a positive step, but officials said they have not yet heard directly from the company about its timeline for taking the drinks off the market. The FDA also issued warning letters to Charge Beverages Corp., New Century Brewing Co. and United Brands Company Inc.

Last year the FDA notified more than two dozen manufacturers of caffeinated alcoholic beverages that it never had specifically approved the addition of caffeine to alcoholic drinks and began studying whether it was unsafe and should be outlawed. The agency noted the mix's growing popularity among college students and its potential health and safety issues.

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2010年4月15日 (木)

就寝前のゲームは睡眠に影響しない?:BBC News - Playing video games 'has little impact on teen sleep'

寝る前にテレビゲームをやっても,睡眠には影響しない。

リンク: BBC News - Playing video games 'has little impact on teen sleep'.

オーストラリアの研究チームが,14~18歳の男の子13人を対象に調査。テレビゲームをやってから寝る場合と,リラックスできる映画(ペンギンの映画)をみてから寝る場合とでは,眠りにつく時間も就寝時間も,大きな違いはないという結果を得た。

寝る前にゲームをすると寝られなくなると一般的にいわれていましたが,そのようなことはないようです。もっとも,対象者が少ないことや,方法が妥当かどうかといった問題もあるかもしれず,決定的な根拠ではありません。

同じ記事では,若い男性で睡眠時間が少ない(4時間)と,ふつうの場合(8時間)と比べて,摂取カロリーが25%増えるというフランスの研究も紹介されています。

英国では,睡眠に関する学習を,小中学校で生徒を対象に行われているという記事を読んだことがあります。日本の若者の睡眠は,どれくらい問題になっているのでしょう?

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2010年3月10日 (水)

オバマ大統領,高コレステロールで歩いてホワイトハウスへ:President: Bad cholesterol high, so I'm walking it off | Health & Medicine | Chron.com - Houston Chronicle

コレステロールが高いと診断されたオバマ大統領。原因はチーズバーガーと甘い物だそうです。

リンク: President: Bad cholesterol high, so I'm walking it off | Health & Medicine | Chron.com - Houston Chronicle.

記事ではホワイトハウスへ歩いて戻るオバマ大統領の姿が写真におさめられています。タバコもやめられないようで,たいへんです。

大統領は,自分が戦っていることは自分の子どもたちにはもちろん,他の子どもたちにもみせたくないものであることを理解しているよ,と報道官は言っています。

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2010年3月 1日 (月)

「1時間半の昼寝は1晩分の効果」、睡眠の新発見続々と 米国 国際ニュース : AFPBB News

リンク: 「1時間半の昼寝は1晩分の効果」、睡眠の新発見続々と 米国 国際ニュース : AFPBB News.

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2008年8月22日 (金)

西濃運輸健保組合解散…高齢者医療で負担金増加

リンク: <西濃運輸健保>組合解散…高齢者医療で負担金増加(毎日新聞) - Yahoo!ニュース.

●以下引用。「物流大手のセイノーホールディングス(岐阜県大垣市)のグループ企業31社が加入する西濃運輸健康保険組合が、4月の高齢者医療制度改革で負担金が増えたため組合を解散し、国が運営する政府管掌健康保険(政管健保)に移っていたことが21日、分かった。

 西濃運輸健康保険組合には従業員と扶養家族約5万7000人が加入しており、倒産を除いて大規模な健保組合が解散するのは異例。医療制度改正は財政再建に向けた公費負担の軽減が目的だが、西濃運輸のようなケースが増えれば逆に公費負担が増えることになり、高齢者医療制度の抜本的な見直しを迫られる可能性もありそうだ。

 西濃運輸によると、政管健保に移ったのは今月1日から。4月からの高齢者医療制度の導入で、負担金が昨年と比べて年間で約22億円(前年度比62%増)増える計算になるという。健保を維持した場合、組合が赤字に転落するため、将来的に保険料率を現状の月収の8.1%から同10%に引き上げる必要があるが、政管健保に移った場合にはほぼ現状の負担で済むという。西濃運輸の担当者は「前期高齢者(65~74歳)納付金の負担が大きく、政管健保と比較した場合、独自の健保を維持するメリットがないと判断した」と話した。

 健康保険組合連合会によると、約1500の健保組合の保険料率は平均7.39%と政管保険の同8.2%を下回る。だが、制度改正で前期高齢者の医療費負担が新たに導入されるなどで、健保組合が拠出する負担金が約5000億円増えた。このため、赤字の健保組合は昨年度の7割から今年度は9割近くになる見通しという。【米川直己】」

●4月からの後期高齢者医療制度の導入で,大企業の健康保険組合は,65~74歳の前期高齢者の医療費を支援することになった。これが西濃運輸の健保組合の財政を圧迫,赤字になるくらいだったら,税金が投入される政管健保に入ってしまえ,というのが,このニュースです。

●これからも,健保組合の解散,政管健保への参入という「対策」をとる企業は,後を絶たないのではないかと思います。大きな企業が社会において得ている利益,それに伴う社会的責任を考えたとき,このような「対策」には首をかしげざるを得ない面もあります。

●とはいえ,ガソリン価格の高騰で,物流業界もたいへんな痛手を被っているでしょうし,また,近頃の実業を伴わない「ビジネスモデル」により,社会における企業の責任を軽視する企業が増えているのも事実であって,そのようななかで,西濃運輸の社会的責任ばかり取り上げるのは,やや酷であるようにも思います。

●以前にも書きましたが,最近の厚労省の政策は,場当たり的でその場しのぎの感が否めません。時代のスピードに追いつくためには,仕方のない面もあります。厚労省はこのような事態を予想していたのでしょうか。不況感が増すなかで,こうした動きにどのように対応するのか,また,「高齢者」を支える仕組みがこれで十分なのか,明確な説明をする必要があると思います。

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2008年8月21日 (木)

産婦人科医に無罪=医療ミスを否定-帝王切開死亡事故・福島地裁

リンク: 産婦人科医に無罪=医療ミスを否定-帝王切開死亡事故・福島地裁.

●以下引用。「福島県立大野病院(同県大熊町)で2004年、帝王切開手術で出産した女性=当時(29)=が大量出血して死亡した事故で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医加藤克彦被告(40)の判決公判が20日、福島地裁であり、鈴木信行裁判長は被告の医療ミスを否定し、無罪(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。
 執刀医による手術時の判断について刑事責任を否定した判決は、今後の医療過誤事件に大きな影響を与えそうだ。
 胎盤を子宮から剥離(はくり)した際に大量出血を予見できたかと、剥離を中止して子宮摘出に移る義務があったかが、最大の争点となった。
 被告側は、剥離中の出血は少なく、出血量の急増は予測できなかったと主張。「剥離を開始したら完了させ、それでも出血が止まらなければ子宮を摘出するのが、一般の医療水準だ」として、処置は適切だったと訴えた。検察側は、通常は使わないクーパー(手術用はさみ)を使い胎盤をはがしたことなどから、「出血で死亡する危険性が高いと予見できたのに、無理な剥離を漫然と継続した」と非難していた。(2008/08/20-10:18)時事通信」

●まず,亡くなられた方,そのご遺族には心からお悔やみを申し上げます。医療の信用性,透明性,また,標準的な医療とは何か,医療者の「判断」とは何か,さらに「専門職主義」と「消費者保護主義」は折り合うことはできるのかなど,さまざまなことを考えさせられる裁判であったと思います。

●原告側はあるニュースで,「裁判が進むに従って,裁判が自分たちから遠く離れていってしまった」という旨の発言をしていました。また,産婦人科学会からは,「警察の初動捜査が“事件ありき”で動いたことが問題だった」との発言がありました。

●次の臨時国会には,2010年設置予定の「医療安全調査委員会」に関する法案が提出されます。1999年の横浜市立大学附属病院の患者取り違え事故から10年,以前と比べれば医療の透明性は格段に高まったと思いますが(逆にいえば,それ以前はひどかったということですが),何か問題が起こった場合の患者の「被害者意識」も,さまざまな社会的な側面と相まって,高まっているようです。

●厚労省が発表した医療安全調査委員会に関する素案では,調査結果が刑事手続きに用いられることに対して,医療者側から反対意見があがっているようです。刑事罰の適用は免れがたいとはいえ,「正直に話せば,多少罪は軽くなる」くらいの按配はあってもいいように思います。

●医療者,特に医師のなかには,よい人もいれば悪い人もいます。人間的にみて,尊敬できる人もいれば尊敬できない人もいます。「人は誰でも間違える」ことを前提にすることで,よい人と悪い人が,同じ土俵で裁かれないということも,重要であるように思います。

●患者側も,医療サービスに対する単なる「被害者意識」ではなく,正当な「権利意識」をもたなければならないと思います。しかし,そのために行政,医療者,消費者団体が何をすべきかについては,ほとんどみえていないのが現状です。市民としての意識をもちにくいわが国の社会状況からすると,これは非常に難しい問題であるようにも思います。

リンク: 医療政策フォーラム21 - 毎日jp(毎日新聞).

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2008年8月20日 (水)

<メタボ>腹囲が必須条件から外れる 診断基準を国際統一(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

リンク: <メタボ>腹囲が必須条件から外れる 診断基準を国際統一(毎日新聞) - Yahoo!ニュース.

●男性は腹囲85cm,女性は90cm。これから作成されるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の国際基準では,日本独自の腹囲基準が外されることに。

●この基準を該当すると,国民の1/3が内臓脂肪症候群に「罹患」してしまうという現状を,どう評価するかということも重要です。医療の進歩という歴史の1つの側面は,「病人」増加という歴史です。「よかれ」と思う善意が,思惑やしがらみにからめとられて,ひょんな方向に作用してしまうということは,この世の常です。

●以下引用。「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準が国際的に統一され、腹囲が診断の必須条件から外れることが分かった。年内にも暫定基準が公表され、今後、世界のメタボ診断や治療・研究は、統一基準に基づいて行われる。一方、日本が今年度から始めた特定健診・保健指導(メタボ健診)では、腹囲測定が必須でシンボル的存在。今回の統一は、国際的に日本の特異さを際立たせることになる。

 世界には複数のメタボ診断基準があり、混乱が生じている。このため、約150カ国の専門家が参加する国際糖尿病連合(IDF)と、米国コレステロール教育プログラム(NCEP)が中心となって、診断基準の統一を呼び掛け、今年2月から協議を進めた。

 IDF基準は、腹囲が基準値以上で、中性脂肪など血液検査の結果の4項目のうち2項目に異常があればメタボと診断する。腹囲は人種別に定めている。一方、NCEPと米心臓協会・米国心肺血液研究所は、腹囲など5項目のうち3項目に異常があればメタボとする。腹囲は必須条件ではなく、基準値は1種類しかない。日本はIDFと同じ考え方に基づく。

 統一基準はNCEPを基本とし、腹囲は必須条件から外れるが、人種別に定める。NCEP基準は肥満でなくても他の項目に異常があればメタボと診断される。日本では、肥満ではない生活習慣病患者も多く、腹囲を必須にした場合、「見落とし」を懸念する声が出ていた。

 米国心肺血液研究所のジェームズ・クリーマン博士によると、同研究所などが今後、暫定基準に合致する人とそうでない人を対象に、心血管疾患発症や死亡率の違いを分析し、診断基準としての科学的妥当性を検討する。

 日本基準の腹囲については、これまでも科学的根拠に疑問が出されている。基準策定で中心になった日本肥満学会理事長で松澤佑次・住友病院長は「日本の基準は、内臓脂肪がメタボの原因にあるとの考え方から、腹囲によって対象者をNCEPよりも絞り込んでいる。効率的な対策を実施するという意味では日本基準は正しく、変える必要はない」と話している。【大場あい、永山悦子】」

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2008年1月21日 (月)

重病名で医療費請求,川鉄千葉病院で

●疾病ごとに定額の医療費を支払う診断群分類別包括評価をめぐり,実際とは異なる病名で医療費が請求されていた。

リンク: 川鉄千葉病院、重病名で医療費請求 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

●「めまい」で入院した患者に「脳梗塞」,「肺炎」で入院した患者に「肺がん」という病名をつけていたという。前者よりも後者の病名のほうが,請求できる金額が高くなります。

●記事は次のように述べています。“国際医療福祉大の高橋泰教授(医療経営管理)は、故意による不正請求が行われる余地を視野に入れ、「DPCは当初、大学病院など公的病院を対象としていたため、性善説を前提に制度設計された。だが、利益を重視する病院も多く入ってきている」と指摘する。”

●これまでも,医師の知識不足による誤った診断群分類の選択は少なくなかったようです。今回のケースで,誤った選択が故意に行われたのかどうかは,よくわかりません。

●これまで医療費はすべて,「出来高払い」という方式でした。これは,医師が選択した検査や薬物の処方に関して,医療費がすべて無条件に支払われるという制度でした。しかし,実際には無駄な検査などが行われている場合が少なくなく,これが国民医療費の高騰に寄与しているとされました。すでにこの時点で,医師や病院はみんなが思うほど「善人」ではないということがわかっていたと思うのですが,今回のような記事が出て再び「性善説」の話が出てしまうのは,やれやれという感じです。

●医療費の請求等に関する制度として,国税に類する厳しい制度が必要であるとは思いません。しかし,自助努力にも限界があることは確かです。現状,ざっくりといえば,医師や病院の収入の7割は「保険」であり「税金」であるということは,この問題を考えるうえで常に念頭においておかなければならない事柄であると思います。

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