カテゴリー「内科」の32件の記事

2011年2月18日 (金)

G? ラップバンド,認可,安全性は?:Lap-Band seems bound for wider use -- now what? - latimes.com

リンク: Lap-Band seems bound for wider use -- now what? - latimes.com.

胃を締め付けて小さくする「ラップバンド」が,米国FDAに認可されたという記事。BMI30以上で,体重に関連する疾患を1つ以上もっている人に対して行うことが認められた,とのことです。1時間の手術,2日の入院で,2型糖尿病患者の生活は劇的に変わるといっています。ラップバンドは米国では盛んに広告されている模様ですが,一方,派手に広告していたクリニックでは4人が亡くなっていて,手術との関連があるかも,とのことです。

Many more people are about to get the now-famous Lap-Band, it's probably safe to assume. Thus it's worth giving some thought to the implications.

The device's maker, Allergan, announced Wednesday that the Food and Drug Administration has approved marketing the device to less obese people -- those with a body mass index as low as 30 who have at least one weight-related medical condition.

"That would make an estimated 11 million more Americans eligible to receive the device, which shrinks the size of the stomach to reduce food intake — assuming they can persuade their insurance companies to pay for the $25,000 cost of the device and the surgery to implant it," as this L.A. Times story reports.

For those with Type 2 diabetes, the Lap-Band could be an immediate fix. "This operation takes about an hour, and two days in the hospital, and these people go off their diabetes medication. It's unbelievable," Dr. Walter J. Pories, a professor of surgery at East Carolina University and a leading researcher on weight-loss surgery, said in this L.A. Times report.

But a note of caution is warranted. Four deaths in Southern California have been linked to clinics that aggressively promote Lap-Band surgery on billboards and in radio and TV ads, according to allegations made in lawsuits and by relatives of people whose deaths are linked to the surgery.

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2010年12月21日 (火)

B? 慢性疲労症候群とウイルスの関係:BBC News - ME, or chronic fatigue syndrome, 'not caused by the XMRV virus', say researchers

リンク: BBC News - ME, or chronic fatigue syndrome, 'not caused by the XMRV virus', say researchers.

慢性疲労症候群に関連するともいわれていたXMRVウイルスは,この症候群には無関係であるようです。

A new study has cast further doubt on the idea that a virus called XMRV causes chronic fatigue syndrome.

US scientists linked the condition, also known as ME, to a mouse-like virus in 2009 after finding it in blood samples.

Now, UK experts say the discovery was a "false positive", caused by cross contamination in the lab.

The illness may still be caused by a virus, they say, but not the one at the centre of recent controversy.

"Our conclusion is quite simple: XMRV is not the cause of chronic fatigue syndrome," said Professor Greg Towers, a Wellcome Trust senior research fellow at University College, London, who led the research.

"It is vital to understand that we are not saying chronic fatigue syndrome does not have a virus cause - we cannot answer that yet - but we know it is not this virus causing it."

Mouse DNA

XMRV (xenotropic murine leukemia virus-related virus) is a virus found in mouse DNA.

It was discovered in 2006, and was later found in samples from some patients with prostate cancer and chronic fatigue syndrome.

This lead to suggestions that the virus might be the cause of these conditions.

A paper providing some evidence in support of a link between chronic fatigue syndrome and the virus was published in the leading journal Science last year.

In the latest work, the team, from London and the University of Oxford, used DNA sequencing methods to study XMRV.

They say their evidence, published in the journal Retrovirology, shows the virus found in patient samples arose from laboratory contamination.

What is more, they think it is unlikely that the virus could actually infect people.

Professor Tim Peto, consultant in infectious diseases at the University of Oxford, said the original paper in Science came as a great surprise to experts.

"It came as a great surprise when XMRV was first suggested as being linked to chronic fatigue syndrome and it was imperative that further tests be done to see if the findings could be repeated," he said.

"There have now been a number of attempts which have failed to find the retrovirus in other samples, and this research suggests that in fact XMRV is probably a contamination from mouse DNA.

"These latest findings add to the evidence and it now seems really very, very unlikely that XMRV is linked to chronic fatigue syndrome."

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2008年8月20日 (水)

<メタボ>腹囲が必須条件から外れる 診断基準を国際統一(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

リンク: <メタボ>腹囲が必須条件から外れる 診断基準を国際統一(毎日新聞) - Yahoo!ニュース.

●男性は腹囲85cm,女性は90cm。これから作成されるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の国際基準では,日本独自の腹囲基準が外されることに。

●この基準を該当すると,国民の1/3が内臓脂肪症候群に「罹患」してしまうという現状を,どう評価するかということも重要です。医療の進歩という歴史の1つの側面は,「病人」増加という歴史です。「よかれ」と思う善意が,思惑やしがらみにからめとられて,ひょんな方向に作用してしまうということは,この世の常です。

●以下引用。「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準が国際的に統一され、腹囲が診断の必須条件から外れることが分かった。年内にも暫定基準が公表され、今後、世界のメタボ診断や治療・研究は、統一基準に基づいて行われる。一方、日本が今年度から始めた特定健診・保健指導(メタボ健診)では、腹囲測定が必須でシンボル的存在。今回の統一は、国際的に日本の特異さを際立たせることになる。

 世界には複数のメタボ診断基準があり、混乱が生じている。このため、約150カ国の専門家が参加する国際糖尿病連合(IDF)と、米国コレステロール教育プログラム(NCEP)が中心となって、診断基準の統一を呼び掛け、今年2月から協議を進めた。

 IDF基準は、腹囲が基準値以上で、中性脂肪など血液検査の結果の4項目のうち2項目に異常があればメタボと診断する。腹囲は人種別に定めている。一方、NCEPと米心臓協会・米国心肺血液研究所は、腹囲など5項目のうち3項目に異常があればメタボとする。腹囲は必須条件ではなく、基準値は1種類しかない。日本はIDFと同じ考え方に基づく。

 統一基準はNCEPを基本とし、腹囲は必須条件から外れるが、人種別に定める。NCEP基準は肥満でなくても他の項目に異常があればメタボと診断される。日本では、肥満ではない生活習慣病患者も多く、腹囲を必須にした場合、「見落とし」を懸念する声が出ていた。

 米国心肺血液研究所のジェームズ・クリーマン博士によると、同研究所などが今後、暫定基準に合致する人とそうでない人を対象に、心血管疾患発症や死亡率の違いを分析し、診断基準としての科学的妥当性を検討する。

 日本基準の腹囲については、これまでも科学的根拠に疑問が出されている。基準策定で中心になった日本肥満学会理事長で松澤佑次・住友病院長は「日本の基準は、内臓脂肪がメタボの原因にあるとの考え方から、腹囲によって対象者をNCEPよりも絞り込んでいる。効率的な対策を実施するという意味では日本基準は正しく、変える必要はない」と話している。【大場あい、永山悦子】」

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2007年7月18日 (水)

牛乳を飲むとメタボリックシンドローム改善につながる

●牛乳を飲むと、メタボリックシンドロームの改善につながるかもしれない。

リンク: BBC NEWS | Health | Drinking milk cuts diabetes risk.

●英国の研究者が、毎日乳製品を食べるとメタボリックシンドロームの改善につながり、さらに、牛乳を500mL以上飲んでいる場合には、改善率が高くなることを報告しました。

●45~59歳の高血糖、高脂血症、高血圧などのリスクを複数もった男性を追跡調査したところ、毎日乳製品を食べている男性では、これらの症状を発症する人は56%少なく、牛乳を飲んでいる人では62%少なかったそうです。

●専門家は、乳製品を食べるのは健康的なダイエットに効果的だと述べています。乳製品の場合、小さなカップに入ったヨーグルト、マッチ箱サイズのチーズが、180mLの牛乳に相当するそうなので、それらを2~3個摂取するというのが、目安になるようです。

●また、できれば低脂肪の牛乳がよいとのこと。でも、どんな牛乳でも飲まないよりは飲んだほうがいいと信じたいところです。ちなみに私は、牛乳がほとんど飲めないのですが、ウイスキー(特にバーボン)の牛乳割りは「おいしい!」と思います。

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2007年6月 1日 (金)

日本の医師人口比、2020年にOECD中最下位に

●人口1000人あたりの日本の医師数が、2020年にはOECD加盟30か国最下位に転落する恐れがある。

リンク: Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <医師人口比>日本、20年に最下位へ OECD30カ国中.

●OECDによると、診療に従事する03年の日本の医師数は、人口1000人あたり2人。OECDの平均では2.9人で、加盟国27位とのこと。

●日本よりも下位の韓国、メキシコ、トルコの各国では、医師数の増加率が高く(それぞれ5.5%、3.2%、3.5%、対して日本は1.26%)、将来的には日本は最下位になる。

●現在の日本は、医師数を減らす政策をとっています。医師数を減らすことで医療費を抑えることが目的ですが、医療の高度化、人口の高齢化がすすむなかで、医師の需要は増えています。

●一方で、日本の医療では、病床数が非常に多いこと、平均在院日数が長いことが特徴です。病床数を減らすこと、入院から在宅への流れをつくることが、医療費の削減には有効であると厚労省は考えています。今回の試算を発表した研究者は、「OECDは“医療費を低く抑えると、医療の質の低下を招き、人材確保も困難になる”と指摘している。政府は医療費を抑えるため、医師数を抑え続けてきたが、もう限界だ。少ない医師数でやれるというなら、根拠や戦略を示すべきだ」と批判しています。

●ちなみに、看護職員の数はOECDの平均以上ですが、病床数が多いので、病床1床あたりの職員数は少なくなっています。

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2007年3月14日 (水)

リハビリ日数の制限、緩和?

●リハビリテーションの日数制限が見直されることに。

リンク: リハビリ日数制限緩和へ…厚労省方針 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

●リハビリの日数制限は2006年度の診療報酬改定で新設され、医療保険では、90~180日間と定められている。それ以降は、介護保険の適用とするというのが原則である。

●今回、中央社会保険医療協議会(中医協)が公表した実態調査によると、改善の見込みがあるのに打ち切られた患者も、介護保険のリハビリが必要だが対象外となった患者も存在することが明らかになった。

●厚労省は、医師の判断でリハビリ日数の延長を認める特定疾患の範囲を拡大する一方、介護保険の対象外となった患者には、医療保険によるリハビリを認めるなどの見直しを検討するという。

●ところで、リハビリの日数制限がもたらした問題の1つは、リハビリが必要な患者が医療施設から介護施設へと移った場合に、介護施設では、医療施設と同等の高いクオリティのリハビリが受けられないということがありました。この背景には、医療施設と介護施設ではスタッフの数が異なること、専門スタッフが介護施設では少ないこと、などの問題がありました。

●今回の見直しで、この点が改善されるのかどうかがよくわかりません。記事を読むかぎり、それぞれの疾患が特定疾患に指定されなければ、この問題はクリアされないのかもしれません。

●介護施設に専門スタッフがいてくれればいいのですが、現行の介護保険制度において、施設が専門スタッフを雇用するだけの体力をもっているかどうかは、非常に疑問です。引き続き、リハビリの日数制限に関する動向には、注目する必要があります。

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2007年3月 3日 (土)

メタボリック症候群が減らないと、健保の負担金が増額?

●メタボリック症候群の患者の減少率が、国の定めた基準に達しなかった健康保険組合などには、高齢者医療を支えるために拠出する負担金が増える仕組みが、厚労省で検討されているらしい。

リンク: メタボリック減らないと健保の負担金増額・厚労省検討 .

●メタボリック症候群という名称に気をとられていると、結局、国は、こういうとんでもないことを言い出します。

●記事では、「事業主として保険料を折半負担する企業からは、“メタボリックは個人の生活習慣が大きな原因で、企業の責任にするのはおかしい”と反発する意見がでそう」と書いていますが、これまた、とんでもない見解です。

●もっとも国は、企業のこのような意見は織り込み済みで、結局のところメタボリック症候群は、個人の自己責任ということになりかねないと思います。

●太っているかいないかで、医療費の自己負担率が変わってくるなんてことも考えられますが、厚労省のメタボリック症候群の基準値に基づくと、1項目でも基準値以上となる人は、男性では98%、女性では92%にのぼることが明らかになっています。これはいったい、どういう事態になるのでしょう!? こういう考え方が通用すれば、医療や福祉の根本が揺らぐことになります。

●外食産業がカロリーの高い食事を提供すれば、生活習慣病に対する薬物がよく売れて製薬会社が儲かり、フィットネス産業が儲かり、会社から国に収められる法人税が増え、その一方で、病気は自己責任ということで、医療費への国庫負担は減るとすれば、ある種の人々にとって、これほど素晴らしい図式はないといえるでしょう。

●そもそも私は、「生活習慣病」という名称に疑問をもっています。成人病という名称を、なぜ生活習慣病と変えなければならなかったのか、また、誰がその詐術に加担したのかに、注意を払うべきです。なお、メタボリック症候群という概念自体が、怪しいものであることは、以前の記事で記したとおりです

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2007年2月 8日 (木)

ピロリ菌の移動は人類の移動とパラレル

●ピロリ菌は6万年もの間、現代人とともに生きてきたらしい。

リンク: Ulcer bacteria has followed man for 60,000 years | Health | Reuters.com.

●英国、ドイツなどの研究者が発表。ピロリ菌は胃がんや胃潰瘍の原因となる菌として有名だが、何とこの菌が、6万年も前から、現代人がアフリカから世界に広がっていく動きと並行して、世界に広まった可能性が高くなった。

●ピロリ菌と保有者のDNAを調べ、コンピュータシミュレーションを行った結果から。ピロリ菌の遺伝子的な差異が、人間の遺伝子的な差異を反映していたことが判明した。

●ピロリ菌が発見されたのは最近のことですが、どうやら人類は、昔からこの菌と付き合ってきたようです。研究者は、「この研究は私たちの祖先が何万年もピロリ菌で苦しんできた可能性を示すだけでなく、人類の移住を理解する新たな可能性が出てきたことを示す」と述べています。

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2006年11月13日 (月)

幹細胞移植と糖尿病治癒の可能性

●幹細胞を利用して、糖尿病が治療できる可能性が高まった。

リンク: BBC NEWS | Health | Stem cell cure hope for diabetes

●脊髄にある幹細胞は、身体のどんな部分にも変わる可能性がある「万能細胞」で、医療的に利用する大きな可能性があるといわれていることはご承知のとおり。

●このほど米国の研究者が、腎臓にダメージがあり高血糖のマウス(つまり糖尿病のマウス)にヒトの幹細胞を移植した。結果は、移植していなかったマウスと比べて、3週間後には高レベルのインスリンが産生されていたうえ、腎臓の糸球体の機能の改善もみられたという。

●研究者は、「腎機能が改善したのは血糖値が下がったからなのか、あるいはヒトの幹細胞が腎臓を修復したからかはわからない。しかし、幹細胞が膵臓におけるインスリン生産機能を修復するのと同様に、腎機能も改善したのではないかと推測している」と語っている。

●研究者は、糖尿病患者を対象とした治験を行うことで、この機序が明らかになるだろうと述べています。幹細胞の利用に関してはさまざまな議論がありますが、さまざまな疾患を抱えている患者にとって、大きな希望であることは間違いありません。

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2006年11月 9日 (木)

低炭水化物ダイエット、低脂肪ダイエットともに、心臓発作のリスクが高くなる

●低炭水化物ダイエット、低脂肪ダイエットはどちらも心臓疾患のリスクが高い。

リンク: Low carb, low fat diets pose similar heart disease risks?|?Health?|?Reuters.com.

●米国の研究者が発表。特に米国では、炭水化物の摂取はできるだけ減らすが脂肪やタンパク質はどれだけとってもかまわないという「低炭水化物ダイエット」が一般的である。しかし、このダイエット法は心臓発作のリスクをもたらすことが、多くの研究によって警告されていた。

●低脂肪ダイエットは、脂肪の摂取はできるだけ減らすというダイエット法である。この方法は日本で実行している人も多いと思われるが、このダイエット法でも、同様に心臓へのリスクが高くなることが明らかになった。米国の83000人のナース(女性)を対象に行った調査から。

●なお、心臓発作のリスクが最も低かったのは、タンパク質は豆や豆腐などの植物から摂っている人、脂肪分はオリーブオイルやキャノーラオイルなど、こちらも植物から摂っている人であったという。

●植物性タンパク質・脂肪が身体によいのは、血中の糖分(血糖)の上がり方が緩やかであるからで、これに対して上記のダイエット法では、血糖の上がり方が急峻であり、これにより心臓への負担が増えると、研究者は述べています。なるほど。

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