カテゴリー「消化器系」の8件の記事

2008年1月15日 (火)

コンピュータのキーボードを介してノロウイルスが感染拡大

●ノロウイルスは,キーボードを通しても感染。

リンク: コンピュータのキーボードを介してノロウイルスが感染拡大 ニュース - Yahoo!ヘルスケア.

●この数か月,「ノロウイルスっぽい」と体調を崩している人が,私の周りに何人もいます。かくいう私も,昨年には明らかなノロウイルスによる胃腸炎になり,飲み過ぎ以外で,久しぶりに嘔吐しました。

●キーボードからの感染があるほど,感染率が高いとのこと。手洗い励行しかないようです。

●ちなみに私は今年に入ってからも,ノロウイルスっぽい胃腸炎になりました。とにかく嘔気,我慢していたら発熱,という順番でしたが,何でも西日本,特に四国や九州地方でノロウイルスが流行っているとかいないとか。

リンク: [感染性胃腸炎 県内定点当たり患者数 4週連続で全国最悪 県「理由は不明」] / 大分 (大分,日田) / 西日本新聞.

●ちなみに「感染地:福岡」でした。皆さまもどうぞお大事に!(以下,引用です)

コンピュータのキーボードを介してノロウイルスが感染拡大
ノロウイルスがコンピュータのキーボートやマウスなど共有設備を介してヒトからヒトへ感染することが、米国疾病対策予防センター(CDC)によって報告された。接触感染性の強いノロウイルスは、ウイルス性胃腸炎(stomach flu:胃インフルエンザ)の原因ともなり、数日間にわたる嘔吐や下痢を引き起こす。

CDC発行の「Morbidity and Mortality Weekly Report」1月4日号に掲載された今回の報告は、昨年(2007年)2月に米ワシントンD.Cの小学校で起きたノロウイルスの集団感染に関するもの。生徒314人、スタッフ66人のうち、103人(生徒79人、スタッフ24人)がノロウイルスに感染し、汚染源特定のため、学校の備品表面から検体を採取した。

検査の結果、1年生の教室にあるコンピュータのマウスとキーボードにノロウイルス陽性反応が認められた。共著者でCDCの疫学者のShua Chai博士によれば、ノロウイルスは物体の表面で数日間生存することができるという。

感染の予防法として同氏は、共有設備使用後の手洗いの徹底と、希釈した漂白剤によるキーボードやマウスの定期的な消毒、さらに、感染者は症状が治まっても1~3日間ウイルスを保持し、物を汚染する可能性があるので、外出を控えることを勧めている。

米ニューヨーク州立大学ダウンステートDownstateメディカルセンター(ニューヨーク)のPascal James Imperato博士は「ノロウイルス感染は一般的で、予防はやはり手洗いが基本」という。11月以来、ノロウイルスの流行が見られるニューヨーク市。同市保健衛生局伝染病対策課のSharon Balter氏も「重篤になることは少ないが、他人に感染させないことが重要」としている。

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2007年5月29日 (火)

カプセル内視鏡、日本発売へ

●プラスチック製のカプセルに小型カメラを内蔵した「カプセル内視鏡」が、日本で初めて発売されるそうです。

リンク: 国内初の「カプセル内視鏡」発売へ

●海外ではすでに使用されていますが、日本では初めてとのこと。小腸疾患の診断用で、カプセル内のカメラが撮影、無線で画像データを送信するそうです。

●ちなみにシステムの定価は743万円とのこと。じつは数か月前、とある場所で、カプセル内視鏡の実物を見ました。そのときの写真が、これです(↓)。撮っといてよかったかも。

070529naisikyou

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2007年5月24日 (木)

塩分を摂りすぎるとピロリ菌が活性化

●ピロリ菌は塩があると活動が活発になる。

リンク: BBC NEWS | Health | High-salt diet link to ulcer risk.

●胃がんの要因といわれているヘリコバクターピロリ、通称ピロリ菌ですが、塩があると、活動が活発になることが判明しました。

●米国の研究者が発表。研究者によると、塩分を多く摂る人は胃がんになるリスクが増加するということはよく知られた事実だが、ピロリ菌の活性化と関連するという知見は初めて得ることができました、とのことです。

●塩分の摂りすぎは高血圧などの要因にもなり、さまざまな病気と関連しますが、人間の生存にとって塩は不可欠であるため、塩をとると「生きる」ためのさまざまな機能が活性化するのだ、という話を聞いたことがあります。月並みな言い方ですが、人間の身体のシステムは奥深いものですね。

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2007年2月27日 (火)

完璧主義者ほど過敏性大腸炎になりやすい

●完璧主義者は過敏性大腸炎(IBS)になりやすい。

リンク: BBC NEWS | Health | 'Perfectionism' bowel pain link.

●英国の研究者が発表。620人の胃腸炎をもつ患者を対象に、病気とストレスについて調査を行ったところ、IBSになりやすい人は、自分自身を駆り立てるタイプの人や、症状を特に心配する人であることが判明した。

●研究では、対象者に、バクテリアの感染による胃腸炎から3か月後、6か月後の時点で、それぞれIBSの諸症状が増強しているかを調査したところ、どちらの時点でも該当したのは、49人だった。このうち女性は男性の2倍にのぼった。

●IBSの症状が悪化した人に、心因的な要因について質問したところ、症状が悪化しなかった人に比べて、症状へのストレスや心配などのレベルが高かった。つまり、症状へのストレスや心配が強い人ほど、IBSの症状が持続しやすかった。

●研究者はさらに、IBSの症状が持続する人は、常に正しいことをしたいと思う傾向があること、たとえば、仕事に行かないことは自分の信念に反すると考えるといった傾向があることを指摘しています。そして、こうした人々のIBSの改善には、認知行動療法が役立つだろうと述べています。

●この研究では、何らかの感染により胃腸炎を発症し、それが別の原因で持続する症状を、過敏性大腸炎と呼んでいます。日本では、ストレスなどがきっかけとなって下痢などが続くことを過敏性大腸炎と呼ぶのが一般的で、感染がきっかけかどうかで、やや見解が異なっています。もっとも人間の胃腸は、常にバクテリア等による感染の危険性にさらされているわけで、大した違いではないのかもしれませんが、英国と日本との疾患概念の違いを表すようで、興味深いようにも思います。

●とはいえ、ストレスはもちろん、完璧主義者ほど症状が持続しやすいという見解は、日本における実感と近いものがあります。私もお腹をこわしやすいタイプです。過敏性大腸炎かと心配したこともありました。しかし、決して完璧主義者ではないので、ちょっと安心?

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2007年2月 8日 (木)

ピロリ菌の移動は人類の移動とパラレル

●ピロリ菌は6万年もの間、現代人とともに生きてきたらしい。

リンク: Ulcer bacteria has followed man for 60,000 years | Health | Reuters.com.

●英国、ドイツなどの研究者が発表。ピロリ菌は胃がんや胃潰瘍の原因となる菌として有名だが、何とこの菌が、6万年も前から、現代人がアフリカから世界に広がっていく動きと並行して、世界に広まった可能性が高くなった。

●ピロリ菌と保有者のDNAを調べ、コンピュータシミュレーションを行った結果から。ピロリ菌の遺伝子的な差異が、人間の遺伝子的な差異を反映していたことが判明した。

●ピロリ菌が発見されたのは最近のことですが、どうやら人類は、昔からこの菌と付き合ってきたようです。研究者は、「この研究は私たちの祖先が何万年もピロリ菌で苦しんできた可能性を示すだけでなく、人類の移住を理解する新たな可能性が出てきたことを示す」と述べています。

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2006年9月 7日 (木)

ピロリ菌感染で胃がんのリスク5~10倍に

●ヘリコバクター・ピロリに感染すると、胃癌になる率は5~10倍高まる。

リンク: ピロリ菌:感染で胃がん10倍 除菌の効果は不明--厚労省3万7000人追跡調査-健康:MSN毎日インタラクティブ.

●全国の3万7千人を対象に採血を行い、採血時にピロリ菌感染が確認された人は、確認されなかった人に比べて、胃癌になるリスクは5.1倍高かった。

●また、採血時の感染はなかったが、過去に感染したと思われる人も含めると、胃癌のリスクは10.2倍にのぼった。

●予想外にリスクは高いといえます。ただし、過去に感染したことがある人は、全体の94%にのぼるといいます。これが何を意味するのかは不明ですが、とにかくリスクが高いことは確かであるようです。

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2006年7月20日 (木)

腹腔鏡で胃全摘

●王監督の腹腔鏡による胃癌摘出手術が成功した。

リンク: [解説]普及する腹腔鏡手術 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

●報道によると、王監督の場合、胃の全摘出だったそうである。腹腔鏡による手術では、腫瘍切除や縫合といった方法は想像がつくが、摘出した胃をどのようにして体外に出したかについては、「3cmほど皮膚を切開して、胃を取り出した」という報道だけでは、よくわからなかった。

●昨日(7月19日)のTBSテレビの「朝ズバ」で、NTT関東病院の医師が、その方法を詳しく説明していた。非常にわかりやすかった。それによると、切開した場所からビニール袋のようなものを入れて、体内で摘出した胃をその袋に詰め込んだたうえで、体外に取り出すそうである。

●腹腔鏡手術は身体への侵襲が少なく、術後合併症が少ないという特徴がある。現在、さまざまな疾患に対して腹腔鏡手術が行われているが、数年前には、慣れない腹腔鏡手術を強行したことで患者が死亡し、その責任を問われた事件も起こっている。腹腔鏡手術が成功するかどうかは、医師が十分な技術力をもっているかにかかっている。

●今回の手術は、腹腔鏡手術の大きな「宣伝」になったと思われる。しかし、このような手術が「安全に」できるのは、現状では、ある意味で恵まれた特殊な病院と思ったほうがいいのかもしれません。

●上記の記事では、腹腔鏡手術は「施設による技術の差が大きい“発展途上の治療法”でもあ」り、「手術を受ける場合は経験の豊富な医療機関を選ぶことが必要になる」と締めくくっています。

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2006年4月20日 (木)

CRPが高いと大腸がんになりやすい

●CRP値が高いと大腸がんのリスクが高くなる。

リンク: 体内炎症、大腸がんの黄信号…厚労省調査 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

●CRP(C-reactive protein)は通常の血液検査に含まれる項目で、体内で炎症があったり、組織の崩壊があった場合に増加する蛋白質。炎症マーカーとして用いられる。

●このCRP値が高いグループと低いグループを比べると、高いグループのほうが大腸がんになるリスクは1.6倍高かったという。

●大腸がんのリスクが高い人をスクリーニングして、予防対策するのに重要になるだろうと、研究者は言っています。

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