カテゴリー「肥満・ダイエット」の24件の記事

2010年3月12日 (金)

酒を飲む女性は太りにくい?:Study: Women who drink moderately tend to gain less weight in midlife - latimes.com

少量のアルコールを日々飲んでいる女性は太りにくい。

リンク: Study: Women who drink moderately tend to gain less weight in midlife - latimes.com.

女性2万人弱を追跡調査した結果,1日に1~2杯のアルコールを摂る人は,まったくアルコールを摂らない人に比べて,太りにくいことが明らかになった,という米国の報告です。
太りにくい原因は女性の生物学的な因子と関連していると考えられているようですが,一方で,アルコール摂取する女性の一般的な特徴として,喫煙習慣や運動習慣があるといったこともあげられており,それらと「太りにくい」こととの関係性もありえます。
アルコールは乱用や依存に陥る可能性もあることから,ダイエットの手段として飲酒を利用するのはやめてください,と医師は言っています。そりゃそうですね。

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2008年8月20日 (水)

<メタボ>腹囲が必須条件から外れる 診断基準を国際統一(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

リンク: <メタボ>腹囲が必須条件から外れる 診断基準を国際統一(毎日新聞) - Yahoo!ニュース.

●男性は腹囲85cm,女性は90cm。これから作成されるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の国際基準では,日本独自の腹囲基準が外されることに。

●この基準を該当すると,国民の1/3が内臓脂肪症候群に「罹患」してしまうという現状を,どう評価するかということも重要です。医療の進歩という歴史の1つの側面は,「病人」増加という歴史です。「よかれ」と思う善意が,思惑やしがらみにからめとられて,ひょんな方向に作用してしまうということは,この世の常です。

●以下引用。「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準が国際的に統一され、腹囲が診断の必須条件から外れることが分かった。年内にも暫定基準が公表され、今後、世界のメタボ診断や治療・研究は、統一基準に基づいて行われる。一方、日本が今年度から始めた特定健診・保健指導(メタボ健診)では、腹囲測定が必須でシンボル的存在。今回の統一は、国際的に日本の特異さを際立たせることになる。

 世界には複数のメタボ診断基準があり、混乱が生じている。このため、約150カ国の専門家が参加する国際糖尿病連合(IDF)と、米国コレステロール教育プログラム(NCEP)が中心となって、診断基準の統一を呼び掛け、今年2月から協議を進めた。

 IDF基準は、腹囲が基準値以上で、中性脂肪など血液検査の結果の4項目のうち2項目に異常があればメタボと診断する。腹囲は人種別に定めている。一方、NCEPと米心臓協会・米国心肺血液研究所は、腹囲など5項目のうち3項目に異常があればメタボとする。腹囲は必須条件ではなく、基準値は1種類しかない。日本はIDFと同じ考え方に基づく。

 統一基準はNCEPを基本とし、腹囲は必須条件から外れるが、人種別に定める。NCEP基準は肥満でなくても他の項目に異常があればメタボと診断される。日本では、肥満ではない生活習慣病患者も多く、腹囲を必須にした場合、「見落とし」を懸念する声が出ていた。

 米国心肺血液研究所のジェームズ・クリーマン博士によると、同研究所などが今後、暫定基準に合致する人とそうでない人を対象に、心血管疾患発症や死亡率の違いを分析し、診断基準としての科学的妥当性を検討する。

 日本基準の腹囲については、これまでも科学的根拠に疑問が出されている。基準策定で中心になった日本肥満学会理事長で松澤佑次・住友病院長は「日本の基準は、内臓脂肪がメタボの原因にあるとの考え方から、腹囲によって対象者をNCEPよりも絞り込んでいる。効率的な対策を実施するという意味では日本基準は正しく、変える必要はない」と話している。【大場あい、永山悦子】」

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2007年7月18日 (水)

牛乳を飲むとメタボリックシンドローム改善につながる

●牛乳を飲むと、メタボリックシンドロームの改善につながるかもしれない。

リンク: BBC NEWS | Health | Drinking milk cuts diabetes risk.

●英国の研究者が、毎日乳製品を食べるとメタボリックシンドロームの改善につながり、さらに、牛乳を500mL以上飲んでいる場合には、改善率が高くなることを報告しました。

●45~59歳の高血糖、高脂血症、高血圧などのリスクを複数もった男性を追跡調査したところ、毎日乳製品を食べている男性では、これらの症状を発症する人は56%少なく、牛乳を飲んでいる人では62%少なかったそうです。

●専門家は、乳製品を食べるのは健康的なダイエットに効果的だと述べています。乳製品の場合、小さなカップに入ったヨーグルト、マッチ箱サイズのチーズが、180mLの牛乳に相当するそうなので、それらを2~3個摂取するというのが、目安になるようです。

●また、できれば低脂肪の牛乳がよいとのこと。でも、どんな牛乳でも飲まないよりは飲んだほうがいいと信じたいところです。ちなみに私は、牛乳がほとんど飲めないのですが、ウイスキー(特にバーボン)の牛乳割りは「おいしい!」と思います。

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2007年6月 7日 (木)

肥満の原因は電子レンジにあり?

●肥満の原因を疫学的に考察した、おもしろいニュースです。このほど英国で、肥満の原因を考えるシンポジウムが行われました。

リンク: BBC NEWS | Health | Did microwaves 'spark' obesity?.

●英国では、1980年には女性の8%、男性の6%が肥満と区分されていましたが、2004年には男性、女性とも、その割合は24%にのぼっています。子ども(2~11歳)では、1995年には10~12%でしたが、2003年には16%にのぼっているそうです。

●こうした近年の肥満の増加の原因について、シンポジウムでは、①電子レンジの普及、②スーパーマーケットの普及、③第二次世界大戦後のテクノロジーの発達という論点から、検討しています。

●②スーパーマーケットが普及して、手軽に食物を手に入るようになったこと、また、③テクノロジーが発達して、身体的な活動が減ったこと(たとえば戸外での活動よりも、テレビをみて過ごすことなど)は、これまでも指摘されていましたが、興味深いのは、①電子レンジの普及という視点であると思います。

●英国では、1984年頃より肥満者が増えてきたというのですが、これは電子レンジの普及と一致しているそうです。また、スーパーマーケットの普及で電子レンジ用の食事が簡単に手に入ることと相乗的に、肥満者が増えたのではないかと、研究者は述べています。

●もっとも別の研究者は、これらの普及には悪い面だけがあるのではなく、たとえば電子レンジはカロリーの高い食事を簡単につくれる一方、ヘルシーな料理を簡単に行うことができ、また、スーパーマーケットでは消費者がヘルシーな食材を選択しやすくなっていることを指摘しています。そして、「最も大きな要因は第二次世界大戦の終結であろう、というのも、それで“配給”が終わってしまったからだ」と述べています。記事はこの研究者の、次の言葉で締めくくられています。

●「私たちは、食べ物が不足するという経験をしていない唯一の世代なのです。これこそ、最も大きな問題なのです」

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2007年5月26日 (土)

魚の脂と運動を組み合わせると、悪玉コレステロールが減る

●魚の脂を摂取し、かつ運動すると、悪玉コレステロールを効果的に減らせる。

リンク: Fish oil plus exercise may banish body fat - Yahoo! News.

●オーストラリアの研究者が米国の医学誌に発表。魚の脂のサプリメントを摂取しつつ、運動を組み合わせると、体脂肪を減らし、コレステロール値を改善することができるそうです。

●魚と運動のそれぞれが、コレステロール値の改善と心疾患の予防に効果的であることは、よく知られています。今回の発表は、組み合わせるとさらに効果的というところにあります。

●魚の脂にはω(オメガ)3脂肪酸という成分があります。血圧や中性脂肪を低下させ、血栓予防や心機能改善といった効果をもたらします。

●今回の実験では、75人の肥満成人を、①魚の脂だけを摂取する、②魚の脂を摂り運動する、③植物油を摂取する、④植物油を摂り運動する、の4つのグループに分けて、比較試験を行ったそうです。12週後の結果では、②のグループで体脂肪と心機能において改善がみられたとのこと。

●サプリメント魚の脂を摂るというのは、やはり魚を食べなれていない人々の発想かもしれませんが、ぜひおいしく焼いたり煮たりして、食べたいものです。個人的には、イワシやサバの焼いたものとか、酒のあてにすると、それはもう……。

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2007年3月16日 (金)

子どもを肥満にしないためのコツ

●小さな記事ですが、子どもを肥満にさせないための、親の心得です。

リンク: Health Tip: Prevent Obesity in Your Child - Yahoo! News.

●米国家庭医協会が発表したものです。

・子どものお腹がすいていないときは、無理やり食べさせない。お腹がいっぱいなら、お皿は下げてしまう。

・ご褒美として食べ物を与えない。また、機嫌をとるために食べ物を与えない。

・健康的で、バランスのある食事を与える。ファストフードは週一度に。

・テレビをみる時間を制限すし、外で遊ぶなど、身体を使って遊ぶように促す。

・子どもが定期的に運動できるようにして、子どもが大人になっても運動を続けられるようにする。

●一度肥満になると、改善するのはなかなかたいへんです。子どもの場合はなおさらのこと。どうぞご参考に。

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2007年3月 9日 (金)

肥満手術を受ける米国の若者が急増

●米国では、肥満手術をする若者が、急増している。

リンク: Obesity surgery triples among U.S. teens - Yahoo! News.

●米国では、胃を小さくして食べられなくすることにより肥満を解消する肥満防止手術がよく行われているが、近年、その手術を受ける若者が増えていることが明らかに。

●12歳から19歳までの若年者を対象に、肥満予防手術の実際を米国の研究者が調査したところ、1996~2003年までに手術を受けた患者は2,744人であったが、現在ではその3倍のペース、概算で年間1,000人以上の若者が、手術を受けていることが明らかになった。

●なお、成人では2003年のデータで、104,702人の患者が手術を受けていた。手術の成績をみると、成人よりも若年者のほうが合併症などの発生が少ない。合併症からの死亡は、成人が0.2%の患者でみられるのに対して、若年者は0%だった。また、術後の入院日数では、成人が3.5日に対して3.2日、医療費では、成人が36.056ドルに対して若年者では30,804ドルだった。

●研究者は、手術の身体的な影響は成人に比べて低いが、心理的な影響については、長期的な調査が必要だろうと述べています。なんともコメントしにくいニュースですが、日本と米国では肥満の程度が違います。

●医療費は30,000ドルを超えて高額だともいえますが、肥満が原因のさまざまな疾病になるリスクを排除できるのであれば、安いと考える「高度な」意思決定(!)もありうるかもしれません。

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2007年3月 3日 (土)

メタボリック症候群が減らないと、健保の負担金が増額?

●メタボリック症候群の患者の減少率が、国の定めた基準に達しなかった健康保険組合などには、高齢者医療を支えるために拠出する負担金が増える仕組みが、厚労省で検討されているらしい。

リンク: メタボリック減らないと健保の負担金増額・厚労省検討 .

●メタボリック症候群という名称に気をとられていると、結局、国は、こういうとんでもないことを言い出します。

●記事では、「事業主として保険料を折半負担する企業からは、“メタボリックは個人の生活習慣が大きな原因で、企業の責任にするのはおかしい”と反発する意見がでそう」と書いていますが、これまた、とんでもない見解です。

●もっとも国は、企業のこのような意見は織り込み済みで、結局のところメタボリック症候群は、個人の自己責任ということになりかねないと思います。

●太っているかいないかで、医療費の自己負担率が変わってくるなんてことも考えられますが、厚労省のメタボリック症候群の基準値に基づくと、1項目でも基準値以上となる人は、男性では98%、女性では92%にのぼることが明らかになっています。これはいったい、どういう事態になるのでしょう!? こういう考え方が通用すれば、医療や福祉の根本が揺らぐことになります。

●外食産業がカロリーの高い食事を提供すれば、生活習慣病に対する薬物がよく売れて製薬会社が儲かり、フィットネス産業が儲かり、会社から国に収められる法人税が増え、その一方で、病気は自己責任ということで、医療費への国庫負担は減るとすれば、ある種の人々にとって、これほど素晴らしい図式はないといえるでしょう。

●そもそも私は、「生活習慣病」という名称に疑問をもっています。成人病という名称を、なぜ生活習慣病と変えなければならなかったのか、また、誰がその詐術に加担したのかに、注意を払うべきです。なお、メタボリック症候群という概念自体が、怪しいものであることは、以前の記事で記したとおりです

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2007年1月12日 (金)

納豆売り切れ現象と大豆イソフラボン大量摂取

●テレビ番組で納豆にダイエット効果があることを紹介された結果、全国で納豆が売り切れている。

リンク: 納豆:TV番組でダイエット効果紹介、売り切れ相次ぐ-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ.

●納豆を2週間食べ続け体重を減らした男女の事例を紹介。「納豆のイソフラボンが体内の特定のホルモンを増やし、ダイエット効果を生む」という。

●大豆のイソフラボンについては、摂り過ぎてはいけないことが勧告されている。

●というのも、イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)と組成が似ていて、体内にイソフラボンを大量摂取した場合、、女性ホルモンに似た作用を及ぼすといわれているからである。

●納豆のダイエット効果がどのような機序によるものかは不明だが、「特定のホルモン」という記事の表現から、ホルモンへの働きかけにかかわるものであることがわかります。特定の食品を食べて「痩せる」というのは、身体に何らかの負担が来ていることの現われかもしれません。

●とにかく、テレビ番組を素直に信じて、むやみに食べ過ぎることはやめたほうがいいといえます。もっとも、2週間経てば、この「ダイエット」ブームも一段落するはずです。

●昨年、農林水産省は「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」を出しています。摂取量などに関するガイドラインです。ご参考にどうぞ。

リンク: 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A.

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2007年1月11日 (木)

イヌ用の肥満薬、発売される

●イヌ用の肥満防止薬が、米国で発売される。

リンク: U.S. approves weight-loss drug for obese dogs - Yahoo! News

●日本語の記事はこちらから

●米国食品医薬品安全局(FDA)は、イヌの肥満を治療する薬の販売を、米国ファイザー社に認可した。

●この薬、スレントロール(Slentrol)は、食欲を減退させるとともに、脂肪の吸収を抑制する効果がある。米国で飼われているイヌの5%が、この薬によって脱肥満できるという。

●なお、この薬はヒトには使用できない。FDAは、その警告を明示するように求めていて、獣医からしか購入できないそう。

●肥満に悩むイヌ、そしてそのオーナーにはよい薬なのかもしれません。製薬会社としては、自分がもっているリソース(ファイザー社の有力商品の一つは高脂血症薬)を使って、さらに商売しようとしているのではないでしょうか。それにしても、何でも薬という安易な考え方は、問題があると思います。

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